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知事からのメッセージ

知事からのメッセージを紹介します。

平成23年1月のメッセージ

平成23年1月

外へ外へ

 昨年の選挙の次の日から、早速、多くの仕事が待っていました。お客様も多く見え、来年度予算など要望をされていかれますし、部内からもたくさんの案件が上がってきますので、これらをさばいていかなければなりません。将来の和歌山の発展を考えて誤った判断をしては大変ですから、真剣に取り組まねばなりません。
 しかし、和歌山県の現状を考えると、こういう「さばき」だけでは知事は務まりません。ビジネスでいうと営業に相当するような対外活動をしないと和歌山の浮上は、なかなか果たせません。
 企業誘致や観光、物産のプロモーションのために多くの所に出向いて活動しなければなりません。年末から年始にかけて、首都圏での「ふるさと祭り」への出展や「そろそろ和歌山に行ってみよう」キャンペーンなど、どんどん積極的な営業活動をしてまいりました。
 和歌山の企業のために国の研究開発プロジェクトを取ってくることも必要です。職員が危ないと言ってくれたおかげで自ら国に強くネジを巻いてプロジェクトが取れました。
 また、せっかくの和歌山の企業がよそへ行ってしまわないように説得もしなければなりません。ノーリツ鋼機は、東京へ本社を移すという決定を修正して和歌山に残ってくれることになりました。
 高速道路だけでも、その早期完成や4車線化、さらには工事完成時期の繰り上げ要請に至るまで、走り回らなければならないことはいっぱいです。現政権は、西日本一渋滞がひどい片側1車線の高速道路と私が思っている近畿自動車道「御坊−田辺間」の4車線化予算を取り上げてしまいましたが、その唯一と言ってもよい口実であった「有田−御坊間」の4車線化の都市計画の欠如が昨年11月に解消されましたので、政府や与党に、もう一度強くこの4車線化の再開を働きかけなければなりません。政府側の諸般の事情でなかなかアポイントが取れないのですが、少しずつ歩を進めています。また、NEXCO西日本も、このような働きかけの結果、夏までと言っていた「海南−有田間」の完全4車線化の完成を早めるべく努力をしてくれるようになりました。
 果ては、有能な外部人材をスカウトするために外部組織に働きかけることや、県職員を最も望ましい研修先に押し込むことに至るまで、たくさんの営業活動があります。
 更に、こういうことがうまく行くように、人脈の維持(かん)養もしておかないと発言力が弱くなってしまいます。
 「さばき」だけなら、どっしりと座っていればいいのだから楽なのになあと思うこともありますが、「さばき」だけでは長期停滞が続いてきた和歌山は生きてはいけません。知事はもちろんのこと県の職員も、そして、できれば県民の皆様も、外へ外へどんどん働きかけて、和歌山の力を伸ばすようにしないといけないと思うのです。ここ数年間ようやくひとときの明るさが見え始めてきたのも、このような「外へ外へ」の働きがあったからだと思います。長年の停滞からすれば、まだこの明るさはわずかばかりです。まだまだ「外へ外へ」の努力は必要です。

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