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知事からのメッセージ

知事からのメッセージを紹介します。

平成22年2月のメッセージ

平成22年2月  

チャレンジド賞

 先日和歌山市にある県立ろう学校へ参観と生徒さんらにお話をしに行きました。知事が訪ねて行ったのは初めてだそうです。最近各地で県の行政全般に関する住民の皆さんへの報告会をしていますが、その際聞きに来られた同校の同窓会長さんのお誘いがあり、即決したものです。
 幼児から高校生、さらには専門課程までの耳の不自由なお子さんたちが、本当に熱心に勉強をしており、また、先生方の心のこもった授業ぶりにも感動を覚えました。あわせて皆さんにお話をしましたが、県政につき説明した後、県が障害がありながらがんばっている人にさし上げているチャレンジド賞について触れました。「チャレンジド」は直訳すると「挑戦を受けている」という意味で、西洋で始まった考えですが、障害のある人は、神から挑戦すべき課題、チャンスを与えられている人だということです。そして世の中には、その課題やチャンスに挑戦しているすばらしい人々がたくさんいます。 この考え方には、神と自己というものが直接向き合っているキリスト教的世界の色彩が感じられます。 チャレンジド賞 キリスト教徒でない私としては、正直に言うと、ちょっと厳しい考え方のような気がしています。自分のような障害のない者が、障害のある人に対し、あなたはチャレンジを受けているとはとても言う気にはなりません。むしろ、行政の責任者として、お前は障害のある子どもを立派に世に送り出せるのかという挑戦を神様は自分に与えておられるのではないかと思えます。そういう意味では、私たちこそ神に挑まれているのではないでしょうか。そう思いましたので、そのことをろう学校の皆さんにお話し申し上げました。その後、小・中・高の生徒さんがそれぞれご自身で私の訪問へのお礼と感想を書いてくださったのをいただきました。子どもたちは、話はちょっと難しかったけれど、実際にお話ができて良かったと言ってくれました。喜んでもらえて本当にうれしいと思っています。
 ろう学校の生徒さんが、がんばっておみやげに作ってくださった木工のカレンダーが今知事室を飾っています。

 

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