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知事からのメッセージ

知事からのメッセージを紹介します。

平成21年7月のメッセージ

平成21年7月

もう近畿のオマケではないぞ

 私が知事に就任したとき、統計を色々調べて見ましたら、和歌山は過去30年間の成長率が47都道府県中ビリでした。結構高かった生活水準もジリジリ下がり、おまけにカレー事件だ、知事や市長の汚職だと恥ずかしい事も起こり、我々の誇りはズタズタになりました。
 その時に我々が自らを揶揄(やゆ)して使った言葉が「近畿のオマケ」です。ずっと和歌山でふるさとを愛し、歌い続けているウインズが同名の歌を歌ったものだから、この言葉はよけい有名になりました。心優しい和歌山人は、苦しい時、不愉快な時、時々自らを卑下して、冗談ぽく自虐してみせるのです。しかし、栄光の和歌山が本当にオマケではたまりません。そう考えて我々は立ち上がらなければなりません。そして現に立ち上がり始めました。雇用状況を表している有効求人倍率という数字は近畿でトップ、日本で5位まで上がりました。出生率の伸びも全国トップになりました。誘致企業数も急に増え始めました。元気な中小企業で表彰を受けた企業数も、世界の優秀食品に賞を授与するモンドセレクションの受賞者数も当県は抜群です。農産物も当県産品だけは、他は総崩れの中で何とか市況を保っています。今まで当県を全国から取り残す原因となってきた高速道路もこれから急速に整備の運びです。
 世は、まだまだ不況のただ中です。日本全体、また世界全体にまだまだ苦しい状況が続くでしょう。私は、長年の低迷で体力をなくしている和歌山県の企業や家計がこの不況の中で耐えられるかハラハラしていますが、少なくとも、我々はもはや「近畿のオマケ」ではありません。
 「ルーキーズ」という人気映画があります。ダメだと言われていた若者達が頑張って結束し強い野球チームを作っていく話です。大いに感動します。和歌山も正しい処方箋を描いて、汚職や談合、足の引っ張り合いなどくだらないことにエネルギーを使わず、皆が工夫をしながら正業に励み、いたわりの心を失わず、よい若者を育てていけば、その未来はきっと「近畿のエース」であると信じます。ウインズの「近畿のオマケ」の最新版では、和歌山は「世界のエース」なのです。

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