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知事からのメッセージ

知事からのメッセージを紹介します。

平成20年8月のメッセージ

平成20年8月1日

「大好き和歌山」

 県内各地で地域活動に取り組む人々と知事が語り合う「紀の国いきいきトーク」の企画で、先日、「大好き日置川の会」の方々と対談しました。地元日置川が大好きな方々が、何とか地元を売り出そうと頑張っておられる姿に接し、感激しました。その中味は、県庁ホームページに間もなく掲載されますので、ご興味のおありの方は是非ご覧ください。また、そのほかのグループの方々との対談も中々おもしろいと思いますのでご覧ください。その中で、大都会に暮らしていて、旅行で遊びに来てここがすっかり好きになり、ついに住みつくようになりましたという方もおられました。日置川に限らず、和歌山には、普段住んでいる自分達が気がつかない良い点がいっぱいあるという思いを強くしました。地域資源がいっぱいあるということです。あとはこの地域資源をどうやって生かしていくかというのが当県の課題です。観光とか移住交流とかの点では、そのポイントは「他にない珍しさ」だと思います。
 一例を挙げます。県のヒット政策である「ほんまもん体験観光」は田舎暮らしの体験をしてみたいという都会の人々を年間29万人も集めています。大都会の人々などは、身の回りにあるありふれた大都会生活よりも、和歌山で、海の魚を見たり、川下りをしたり、炭を焼いたり、藍染めをしたり、果物を収穫したり、林業体験をしたりする方がずっと珍しくておもしろいと思うからでしょう。大都会になくて、和歌山にあるものを、大いにアピールして、大勢の人々に来ていただきたいものです。その際、ポイントは「珍しさ」だから、和歌山のよさを「俗化」させないような配慮が必要です。景観条例や自然保護に力を入れているのはそのためです。また、来県者に特産品も出しましょう。例えば、和歌山県の人どうしは牛肉でおもてなしをするのが好まれますが、大都会から来た人は、イノシシやシカをうまく料理してお出しすると感激するはずです。珍しいからです。私は和歌山市生まれですが、和歌山市ではイノシシやシカの肉を手に入れることは難しかったし、そもそも山村でも今のようにイノシシもシカもたくさんはいませんでした。それでイノシシやシカというと珍しくておいしいものというイメージがあります。知事就任早々、古座川のお友達に食べさせてもらったイノシシとシカは、それはそれはおいしいものでした。また、シカはフランス料理では第一級の食材、さらにシカや野鳥、イノシシなどは「ジビエ料理」の定番として、特に秋にはこのおいしいものを食べようと食通が大騒ぎします。加えて世の中は健康食品ブーム、脂肪の少ないシカなどは、定めし世の中でもてはやされるべき食材ではないでしょうか。ところが和歌山では、こんなにイノシシとシカがいるのに、和歌山市でその肉を入手しようとするとあまり簡単ではありません。また、各地で地元の人と話をすると、イノシシやシカのようなものを客に出していいものかというためらいを持った方もおられます。その必要はありません。どんどん出しましょう、喜ばれるはずです。鳥獣害被害に悩む和歌山で、このおもてなしが成功したらそれこそ一石二鳥です。

 私は暇があれば、和歌山の自然を楽しんでいますが、野や里はもちろん、山の中でさえシカの影響は驚くべきものがあります。山道でいっぱいシカに会いますし、いたる所で草がきれいに食べられ、山の林床が、放し飼いの羊や牛のいる牧場の中みたいに草がまるで芝刈り機で刈ったようにツルツルになっている所をよく見ます。山の中でもそうですから、田や畑や果樹園を守っておられる方々のご苦労はいかばかりでありましょう。このような方々のためにも、今や和歌山名産となった感のあるイノシシやシカを観光客にお出ししましょう。
 しかし、そのためには、解決しなければならないことも多々あります。まず、とったイノシシやシカの肉をどうやって旅館やレストランに届けるか。そのためには、食肉処理のシステムとか、流通システムなどを整備しなければなりません。また、観光客への大々的なPRも必要だと思います。県庁では、今この課題を克服すべく、関係部局の者が張り切って対策を考えています。

 一方、すべてむき出しの地元というだけでは多くの人々が味わいにくいと思います。観光客の方々が味わってもらいやすいように色々なアレンジをすることも大事だと思います。例えば、トイレをきれいにするなどうまく配慮して提供する工夫も必要でしょう。また、清潔なシーツと手入れやお掃除が行き届いたお部屋、それに暖かい笑顔、そういったものが汗をかきかき「田舎暮らし」を楽しんでこられた方にどれほどの快さを与えることでしょう。
 おもてなしの心を磨いて、この美しい和歌山をもっともっとアピールしましょう。我々は皆「大好き和歌山の会」の会員ですもんね。

 最後にこの場をお借りして最近報じられた私の知事選時の「レンタカーについての選挙管理委員会への不正請求事件」について申し上げます。私としては、もう少しで過大な公的資金を引き出してしまうという事態になったことに県民の皆さんに申し訳ないと考えております一方、レンタカー会社に対してはなんということをしてくれるのかと立腹していますが、この辺の事情は、県政とは関係のない、私的被選挙人という立場の話ですので、このような公的な場を借りてるる説明をするのは少々はばかられます。
 そこで、私の後援会のホームページに詳細な説明文を載せておりますので、ご興味のおありの方はそちらをご覧くださいますようお願いします。この「ようこそ知事室へ」のページでは、県政、公務に関して述べさせていただきます。

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