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政府主催全国都道府県知事会議

日時:平成24年11月2日(金)
場所:総理大臣官邸/東京都 

【仁坂吉伸和歌山県知事】
 紀伊半島大水害が昨年9月に起こった。政府の迅速で心のこもった支援に大変感謝している。復旧・復興が随分進んでいるので、住民を代表してお礼を申し上げる。

 私からは2点ある。一つは、私は関西広域連合の副連合長であるので、関西広域連合を代表して、国の出先機関改革について申し上げる。地域主権改革の目玉として国の出先機関の原則廃止は閣議決定を経た政府の方針だと認識している。われわれ関西広域連合はこれに賭けてみようということで大変な期待をしている。そのプロセスとして、6月にはわれわれも参加して政府のアクションプラン推進委員会が開催された。いろいろな障害があり、当初の期待通りにはならなかったが、われわれもこれでいいだろうということで、法律案が示されて、あとは閣議決定を待って、国会へ出していただくのみとなっていた。ところが、先の通常国会に出すと言われていたが、閣議決定もされていない状況だ。先ほど、樽床総務相から今国会の間で何とか努力をするとの言葉があったので、祈るような気持ちで期待している。

 次に、和歌山県知事として、紀伊半島を代表して申し上げる。南海トラフ巨大地震は、津波の高さが爆発的に増えているが、それがなくとも、三連動地震、プレート型の地震が100年に1度程度、紀伊半島、西日本を襲うことは科学的に確実だ。紀伊半島及び静岡県の大問題は、震源域に大変近いところに住民が住んでいるということ。いくら逃げようとしても、地震が起こって津波が来るまでの間に、先日の試算で2分、その前の試算でも6分しかないという状況の所がある。そういう所は、東日本大震災の教訓に鑑みれば、地域を改造しておかなければいけないとわれわれは思う。逃げられるように高台移転や、大きなビルを建ててその中にいろいろな機能をまとめて住むという対策がある。そこでわれわれとしては、そのために十分な支援を、東日本大震災の被災地並みの支援を期待している。

 あわせて、救援隊が行けないこともあるので、羽田国土交通相が発言されたように高速道路のミッシングリンクをなくしてほしい、せめて紀伊半島を一周する高速道路を整備して欲しいと思っている。

【樽床伸二総務相】
 出先機関については、市町村長の皆さんとのご相談も踏まえながら、この国会を視野に入れて今鋭意努力させていただいているので、何とぞご理解をたまわりたい。

【野田佳彦首相】
 厳しい財政事情のもとで、公共事業関係費については効率化が必要だが、東日本大震災の教訓を踏まえ、国民の安心安全を守るために災害に強い国土を造ることが極めて重要な課題だ。経済対策の第1弾が先月まとまったが、学校施設、道路港湾などの老朽化対策や、地域自主戦略交付金など、防災減災対策を盛り込んだ。  高速道路については、大規模災害時にも住民避難や物資輸送に重要な役割を果たしているので、厳格な事業評価を行いながらも、真に必要な事業は戦略的に推進したい。

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