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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

第6回親と子のためのきらめき“夢”トーク

平成20年11月8日 ダイワロイネットホテル和歌山/和歌山市

 皆さん、こんにちは。楽しそうな、元気そうな若い方々がたくさん来てくださって、後ろの方に必ずしも若くない人もいらっしゃいますが、みんなで請川孝治先生のお話を聞いて、勉強しようじゃないかということになっています。私は、実は、この「きらめき“夢”トーク」シリーズの発案者であります。私も高校の時までずっと和歌山に住んでいたのですが、今から考えてみて。ちょっと残念だったかなと思うのは、こういう催しがあんまりなかったなあということです。私も皆さんもそうだと思いますが、例えば、本を読んだり、あるいはテレビを見たり映画を見たり、和歌山県の外からの刺激は十分享受することができるし、いろいろな勉強もしようと思えばできると思います。ところが質問ができない。そういう問題が、あるのじゃないかと思います。バーチャル空間じゃなくて、本当の空間でお話ができて、「これはどうなんだろう」と質問した時に、テレビの画面の向こうにいるような人が答えてくれるというのが、とってもいいことなんで、刺激作戦という意味で、こういう催しをやってみようと思ったのです。だから、せっかくいらっしゃったのだから、請川さんと議論してもらおうと、それで、みんな心に思っていることをいろいろテストをしてみるといいと思います。じっくり勉強したり、本を読んだりすることはいつでもできますが、こういう時でないと対話はできない。皆さん積極的に参加してください。
 それから、皆さんお勉強熱心な方がたくさんおられると思うんですね。あるいは、これからいい仕事をするぞと思っている人もいらっしゃると思います。だけど、どんな仕事をしたら楽しいかとか、どんなことをするために大学へ行くかとか、そういうことを考えるともっと楽しくなると思うのです。ただ目の前に大学がある、就職がある、そういうことだけではなくて、その向こうへ行って何をするんだろうか、何をしたら楽しいか、それを発見するプロセスに、諸君はいるのじゃないかなと思うので、請川さんの話は十分刺激になるはずであります。
 請川さんも私も、経済産業省にいたんですけれども、実は、同じ年に入っているということが後になって分かりました。請川さんは博士ですから、少し私よりお歳は上ですが、私は行政官として、請川さんは研究者として、経済産業省に入りました。経済産業省には、いっぱい研究所があります。当時は工業技術院というところが統括していましたが、これは単なる管理の上での統括で、それぞれ何とか研究センターというのがたくさんあって、専門的な研究をどんどんやっているんですね。請川さんは、公害資源研究所というところにお入りになった。専門はエネルギーなのです。エネルギーといっても、例えば石油を掘るとか、石油を精製するとか、石炭を掘るとか、そういうことだけじゃなくて、それがどんどん広がっていって、化学プロセスとか、太陽電池とか、何とかエネルギーとか、そういうところにどんどん発展していくんですね。そういう研究をずっと続けてこられて、いい仕事をどんどんされて、この間まで産業技術総合研究所の関西センターの所長をされていました。これも説明しないといけないんですが、産業技術総合研究所というのは、先ほど申し上げた工業技術院に替わるような組織なんですが、工業技術院というのは役所そのものだったのに対して、産業技術総合研究所というのは独立行政法人として作ったんですね。研究は、少し自由めにやってよろしいから、自分で経営もやってくれ、こういうような研究所グループ、大研究所の統合組織というのを作ったんですね。そこの関西支所である関西センター所長を請川さんはされていたんです。本当だったら、大学の先生かなんかに次は転職されるんですね。和歌山県に工業技術センターというところがあるんですが、和歌山県の中小企業とか中堅企業とか、あるいは若者とかそういう方々に技術の指導をしているところです。そのセンターの所長を募集したところ、請川さんが応じてくださって、和歌山県のために尽くしてあげようと、いろいろ貢献するのは楽しいと言ってくださって、来てくださることになりました。これは「シメタ!」ということで、いろんな意味で喜んでいるんですが、これからノーベル賞をもらっちゃうかもしれないような諸君が目の前におられるわけですから、そういう方々にノーベル賞への道を開いてもらおうということで、「科学技術の醍醐味」というテーマで話をしてもらおうということにしたわけです。そういうことで、乞うご期待、さあ開場です。

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