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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

第2回国際シンポジウム「コメと疾病予防」

平成20年10月25日 和歌山県民文化会館/和歌山市

 皆さんこんにちは。本日は「米のシンポジウム」ということでお招きいただきましたが、米と言うと何となく安心する、我々日本人はそういう気持ちがあるのですが、米からたくさんの有用成分を抽出するとか、これをうまく利用するとか、知恵の絞りようによってどんどん未来が開けてくるものであると思います。
 そう言いますのも、実は和歌山県の工業技術センターと本日のシンポジウム・市民公開講座にも多大の貢献をしていただいております築野食品その他の関係者の方々が研究をして、「フェルラ酸」という、これから社会の中で大いに使われて、いろんなところで人々の健康や福祉に貢献するであろう立派な成分を抽出することに成功されたわけであります。
 これは米糠から抽出するとのことですが、詳細は県庁のホームページの谷口先生(現:文部科学省 都市エリア産学官連携促進事業 発展型研究統括)と私の名人対談のなかに載っておりますけれども、そういう立派なものを秘めた米の有用性といったことを勉強していこうという「コメと疾病予防」のシンポジウムが、明日とあさってここで開催されます。
 その開催に当たって、南條(和歌山県立医科大学)学長をはじめ築野食品など、主催者の方々の、学会の勉強会だけではなくて、市民にもお米の良さ、ありがたさ、未来、そういうものを是非分かっていただきたいという思いから、この市民公開講座が実現したものと考えております。
 皆さんにご参集いただいてお勉強していただくということについて、主催者と共に今日お集まりいただいた方々に対しても、大変な敬意を申し述べたいと思います。
 谷口先生から「フェルラ酸」の話を聞いて、私は実はカタカナで「なんとか酸」ということだけを覚えておりまして、最近テレビを見ておりますと、化粧品のような宣伝でたびたび「なんとか酸」と出てきて、「あっ、これだ」と思って、もうこんなにたくさん出ているのかと思ったわけです。ところが、それは「ヒアルロン酸」でありまして、あれはお肌にうるおいを与えるとかそういう方向に使われているようであります。ただ「フェルラ酸」はお聞きすると、化粧品にも使われているようですが、それだけじゃなくて、私たちの健康に大いに役立ってくれるというような展望を秘めた物質であるそうでございます。それについては、和歌山の築野食品が一緒に研究をして、その技術を持っております。
 過去もこれからも、日本人のよりどころである米が徹底的に糠その他も含めて利用されて、日本の産業がさらに栄える、我々の心のよりどころが単に心のよりどころだけじゃなく、現実の問題として我々の健康を守ってもらっているということが解明され、そしてそれが実現するということをめざして、明日のシンポジウムも、今日の市民公開講座も是非実りのあるものにしていただきたいと思っている次第であります。
 重ねて、先ほど南條学長からお話がありましたように、スタディグループの方々、それから応援していただいた色々な方、今日ご参集のサポーターとして来てくださった方すべての方々に感謝を申し上げて、また皆様のご健勝をお祈りしながら、私の挨拶といたします。どうもありがとうございました。

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