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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

新政策・行財政改革に係る市町村長懇談会

平成20年10月14日 那賀振興局/岩出市

 皆さん、お集まりいただきましてありがとうございます。新政策と行財政改革に係る市町村長懇談会ということで、今日は紀北地域の方に集まっていただきました。
 現在、新政策はどうなっているかということでございますが、毎年4月ぐらいから始めることにしておりまして、まず、6月はじめに国に対する要求だけ出して、霞ヶ関を回ってまいりました。これは、国の各原局が官房に予算要求や政策要求を出す前に、県の意見を反映させないとどうしようもないからです。その成果はかなり良い線をいっておりまして、皆さんの要望なども踏まえて、これやってねという話を持って行ったところ、8割5分ぐらいの確率で叶えてくれそうな状況にあります。「叶えてくれそうな」というのは、各省が財務省要求はしているんですけれども、財務省で却下されたり、総理が認めない場合に実現できなくなるという意味で「叶えてくれそうな」ということです。各省から財務省に要求すれば、金額の多寡はともかく大体何かはできるということでありますけれども、そんな状況になっているわけであります。
 それで、それ以外の問題について、春から夏にかけて県庁で議論をしてまいりました。その結果、柱書きを公表できるタイミングになりましたので、今日の記者会見で予算編成方針と一緒に発表させてもらいました。それはうんと丸めた柱書き20項目だけでありまして、その中には我々がずっと議論してきた思いの丈が沢山込められているんですが、その思いの丈を完成させるには、まず、市町村の方々のご意見もきちんと聞いて、我々も予告編をしながらやらないといけない。ちょっと反省を込めて言いますと、昨年、私たちは少子化対策の第3子保育料無料化についてなかなか決断ができませんでした。お金がなかったからですが、決断ができなかったので、結局1月か2月頃になっていきなり皆さんに申し上げました。それで大変ご迷惑をおかけしたと思います。今年はそういうことがないように、ひょっとしたら県庁としても実現不可能な事態になるかもしれないけれども、「こういうことを考えております」ということを申し上げておかないといけないと思いますので、そうさせていただきたいと思います。
 併せて、行財政改革については、大枠と基本的なところは決まっておりますし、実行に移しております。例えば、どんな資金手当をするのだとか、どれぐらいの人員を県庁としては削っていくのだということは、既に実行しております。それから今日の予算編成の基本方針の中で、公共事業は3%切ることにするとか、新政策以外の項目については10%減のシーリングで予算折衝することにするとか、そういうことについても発表させていただきました。
 それで、21年度は、一言で言うと67億円ぐらいの実質の赤字、つまり、基金の取崩しは許容できるけれども、それ以上になると全体の計画が崩れるので、67億円以下に是非したいというのが今の方針です。そのための手段として、団体を見直さないといかんとか、補助金をカットしなければいかんとか、県の施設を縮小ないしは廃止しなければいかんとか、こういうのがございます。これは5年間で150億円、単年度では10億円、どうしてもカットしていかなければならんということになっております。そのために行財政改革推進本部事務局がいろいろとアイデアを作ってくれまして、まだ最終結論に至っていませんけれども、事務局案を県議会にも報告し、また、発表させていただきました。それで、私のところには、廃止をするなとか、やめてもらっちゃ困るとか、何を言うかとかといった意見が沢山来ております。そういうことも踏まえて、これから考えていかなければならないのですが、併せて、何といっても市町村長、それから市町村の方々のご意見を十分お聞きして、我々としても間違った政策をしないようにしなければならないと思っております。
 今日はこういうお時間でございますけれども、我々がこれから考えていく際の重要な資料にさせていただきたいと思っておりますので、是非、忌憚なきご意見をお願いしたいと思います。以上でございます。

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