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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

共同プロモーションオープニングセレモニー

平成20年10月2日 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学構内の教会/スペイン

 エリアス・トーレス先生、ショセ・イグナシオ シャコベオ取締役、そして今日ご出席の皆さん、今日、このサンティアゴ・デ・コンポステーラにおいて、皆さんと一緒にいられることを、心からうれしく思っています。私は仁坂吉伸と申しまして、現在和歌山県の知事をしています。今日は行政の長として、県議会の長と一緒に和歌山からここに来ています。
 サンティアゴへの道・熊野古道姉妹道提携10周年共同プロモーションのオープニングに際し、和歌山県を代表して一言ご挨拶申し上げます。
 和歌山県にとって、最も名誉に思っていることは、世界に2つしかない道の世界遺産をガリシア州と共有していることであります。
 古来キリスト教の信者は、魂の救済を求めてヨーロッパの各地からこのサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かいました。同じように古来、日本人はよみがえりを求めて日本の各地から熊野古道を通って熊野三山に向かいました。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道と熊野古道のお陰で、何人の人の魂が救われたことでしょう。
 私たちは、宗教の違いを越え、自然との協調、平和の象徴、精神性において共通性を見出しました。
 我々の先輩はこのような意義を認めて、10年前姉妹道の提携をし、以来様々な分野で協力してまいりました。
 熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」は、2004年に世界遺産に登録されましたが、その成功には1993年にいち早く世界遺産となっていた「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道」の先例が大いに役立ったと考えています。また、姉妹道提携を通しての協力が認められものと思います。我々和歌山県は、「お姉さん」のガリシア州に大いに感謝をしなければなりません。
 そして今また私は、我々の新しい共同プロモーション、すなわち、姉妹道提携10周年共同プロモーションにおける協力に対して、ガリシア州に感謝申し上げたいと思います。我々の共同プロモーションは、両者の協力の10年を記念して、世界中のもっと多くの人にこの2つの道の世界遺産を理解してもらい、また実際に体験してもらいたいという願いから行われています。和歌山県田辺、パリ、サンティアゴ・デ・コンポステーラそして東京と4つの都市で両者が協力してプロモーションを行います。既に田辺とパリのプロモーションは大成功をおさめました。
 これから始まるこのサンティアゴ・デ・コンポステーラのプロモーション活動が大きな成果を上げ、東京でのプロモーションが大きな成果を上げて、サンティアゴ・デ・コンポステーラの道の意義が多くの日本人に改めて認識され、熊野古道のすばらしさとよみがえりによる魂の救済の意味が多くのヨーロッパの人々に理解されるようになれば幸いであります。
 最後に、こんなに素晴らしい教会をご用意下さったサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学に深い感謝の心を捧げます。

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