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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

和歌山放送情報懇談会

平成20年9月24日 ダイワロイネットホテル/和歌山市

 皆さん、こんにちは。まず始めに、(経済産業省中小企業庁が選定する「元気なモノ作り企業300社」に選ばれた)タカショーの高岡伸夫代表取締役社長、太洋工業の細江義則代表取締役社長、永山電子工業の永山豊代表取締役、ヨシダエルシスの吉田擴代表取締役、本当におめでとうございます。今日は代表の方々がお見えでございますけれども、代表の方々を先頭に、企業をあげて一丸となって頑張られた結果じゃないかと思います。先に表彰されました12社の方々を含めて、和歌山の誇りであると思って、本当におめでとうございますと申し上げたいと思います。同時に、そういう和歌山の立派な企業を発見し続けてくださっている経済産業省に対して、大いに敬意を表して、感謝申し上げたいと思います。
 そう申しましても、さっき(ビデオに)出てこられた二階代議士が大臣でいらっしゃるときに、和歌山県にとって様々ないいことをしておられるんです。実はこの元気なモノ作り中小企業300社も二階経済産業大臣第1回目のお仕事であるし、皆さん覚えておられると思いますけれども、和歌山県がだいぶ盛り上がりました地域経済登録商標(地域団体商標)、これもちょうど二階さんが第1回目の大臣でおられたときに、和歌山からも有田みかんを始め、たくさんの商標を出して、それでみんな頑張ろうと、こういう気運になっているわけであります。
 そのもとを辿ると、本当は新経済成長ビジョンというのを、経済産業省あげてお作りになった。私は残念ながら、その時期にブルネイで大使をやっておりましたので、参加できませんでしたけれども、今日お見えになっておられる平工近畿経済産業局長を始め、皆さん一生懸命これをサポートされて、総合的な戦略を作り、それを提案として政府に提出して、立派な、我々の営利になるようなビジョンを作っていただいたんだろうと思っております。
 実は今日、柿のセールスに行ってまいりました。今年は調子がいいです。知事が法被を着て、3時に起きて大阪の市場に立つのも、もちろん無効ではありませんので、一生懸命やっておりますが、その他にもいろんな戦略を立ててやっていかないといけないと考えて、いろんなところに販促をかけました。人がたくさん集まるところに出て行って、販売プロモーションをすると、それに興味を持ってくれる人が出てくるので、それによって製品が売れていく。それから、海外にも売り込まないといけないので、一生懸命、今始めています。
 それから、特に農産物については、食品加工業と組んで、生産品そのものの段階で味はいいけれども、第一級の形でないものを使用すれば、第一級のものが市場で値崩れしないというような、いろんな戦略を立てればよい。ご存じのように、梅については最近いろんなところで各社が、もちろん全国ブランドで、和歌山の梅を使ってくださって、製品を作りはじめてくださっています。
 あとは、和歌山の食品加工業がもっと活性化して、それで自分のところで製品化する。そのために研究開発を進めないといけないので、柿とか梅とかみかんとかの食品加工についての研究を工業技術センターや県立医大、あるいは近畿大学とかそういうところと組んで、企業の方も含めて、頑張っていただくということをやっているところであります。食品加工業についてはこのような状況に今ありますが、もうすぐ製造業だけでなく、食品加工業の会社も「元気なモノ作り企業300社」に選んで貰えるかなと思っているのであります。
 それと共に、やっぱり今日、表彰をお受けになったご登壇される4社の企業だけでなく、和歌山には、他にもたくさんの「元気なモノ作り企業300社」に選ばれるべき企業があるということを、私は最近、非常に痛切に感じております。
 和歌山県庁の中に座っていたってあんまり生産性が良くないので、各地にいろいろ行っておりまして、できるだけ各地で、例えば企業とか工場とか訪問させていただいて、社長さんとか従業員の方の苦労話とか、あるいは成功の秘密とか聞かせていただいたりしております。
 正直申し上げまして、感動するほど多くの、こんな立派な企業が和歌山にいっぱいいるのかと痛切に感じます。と同時に、まだまだ足りないところもあるのではないかと思います。なぜならば大局的に考えると、これから少し上向きの基調が出てきてますけれども、今まではそんな企業が成長しているにも関わらず、和歌山県は全国の中でもどちらかというと地位を下げていたわけであります。
 だから、今まで以上に、そういう企業に頑張っていただかないといけないし、また、私も見ていないような企業がきっとあるに相違ないし、なくてもこれからそういう企業が生まれる。それから他所からも連れてくる。他所から連れてくるときに、きっと独立してぽこっと来てくれるんじゃなくて、既存の、今日皆さんの聞いておられる方々の企業あるいは今日お話されるような企業の方々の存在というのは、今度は企業立地に絶対に役に立つと私は思っております。そういう企業と組みながら、いろんなことを近くでできるというのは、地域としてはものすごく強みであります。
 私は、和歌山県は、私が昔勤めておりました北イタリアに似ている、あるいはポテンシャリティ(潜在能力)において似ていると思っています。和歌山県は、和歌山市の住友金属や花王石鹸のような、ものすごく巨大な工場などもあるんですけれども、それよりも皆さんのような、今日お話しいただくようなそういう中小企業の方々の活動する場であると思います。北イタリアもまたですね、実は完成品メーカーというのもいろいろあったんですけども、あんまりパッとしません。でっかい企業がパッとしない中にあって、中小企業がものすごく立派で、我々北イタリアというと繊維ばっかり思いつくんですけれども、そうじゃなくて、主力部隊は実は機械と金属であります。そういうところの企業がたくさんあって、これがヨーロッパ中に製品を供給することになっている。ヨーロッパ経済が活性化している。それによってまたイタリアも元気がある。まあそういうような状況にあると思います。
 私は、和歌山県は十分こういうふうになれるポテンシャリティを持っているところだと思っておりまして、昨今経済産業省に認めていただいた企業立地促進ビジョンでも、そういう地域になりたい、そのためには呼んでくることもそうだけれども、成長してそれに呼応してくれる企業もないとだめで、実は今ある企業のイメージで立地ビジョンを書いているわけであります。
 そういうようなことを念頭に置いて、是非今後、この4社に続くような、名前を連ねるような企業が出てきてもらいたいなと、そんなふうに思っております。
 和歌山県からは、6社、6社と選ばれて今回4社となったわけですが、これで終わりというわけではないのであります。6社というのは、実は300社のうちの6社でありまして、和歌山県は人口比率では1%弱の県でありますから、まあ3社弱くらいが普通の評価なんですが、2006年に6社もあった、それから2007年にも6社あった。それから今度(2008年度)はちょっと減ったけど4社もあるぞということなんですけど、私は、このすばらしい和歌山企業のポテンシャリティを考えれば、きっと全体の10分の1ぐらいが当然だと思っております。
 平工さんの目がいかに正しくても、情報には限りがあるわけです。したがって和歌山県としては、最近活性化させつつある担当者制度(産業別・企業別担当者を決めて、各企業の動向も掴みながら、いろんな悩みを聞いて解決もしようとする制度)を活用しながら、情報をより収集して、平工さんのところへどーんと届けて、それから我々の情報収集による立派なプレゼンをしていく。そして、二階大臣を始め平工さんや経済産業省の皆さんが「なるほど」と、「和歌山は10分の1ぐらいあるぞ」、「そやな」というような、そういう活動をこれからしていきたい。
 それからまた、今日表彰を受けられて、お話をいただく方々も、我々一生懸命奉仕して、もっともっと伸びていただきたい。それとともに、これから表彰を受けられるであろう方々、これから生まれてこられるであろう方々も、是非、県庁のすべての制度を活用しながら、あるいは国の制度も利用しながら、我々としては、バックアップしていきたい、そんなふうに思っている次第でございます。
 どうぞ皆さん、今日のお話を参考にしていただいて、頑張っていただきますように、お願い申し上げます。

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