現在表示しているページ
ホーム > ようこそ知事室へ > 寄稿・提言・訓辞・挨拶集 > 第58回和歌山県母子寡婦福祉大会

メニューをとばす

寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

第58回和歌山県母子寡婦福祉大会

平成20年9月20日 有田市民会館/有田市

 皆さんこんにちは。おはようございます。今日は大変良いお天気で、第58回和歌山県母子寡婦福祉大会をお迎えになられまして、本当におめでとうございます。大会に呼んでいただきましてありがとうございます。
 私は就任いたしましてから1年半ちょっと超えたくらいでございますが、おかげさまで元気に働かせていただいております。
 ちょっとはいいところも出てきて、たとえば企業も来てくれるようになったし、今年は梅も桃も良く売れて、加工品も特に梅中心にだいぶん出てきて、観光客も増えて、このままで頑張ってなんとかせんといかんと、こう思っておるんです。ところが、ちょっと経済の動きが不穏になってきて、和歌山県も無傷でいられるかなとか、後の心配がだんだん出てきて、実はドキドキしております。
 難しい言葉で「有効求人倍率」という言葉があります。これは捨象して申し上げますと、企業の方から人を欲しいという求人と、職が欲しいと求める方の割合であります。これが1より大きいと、求人の方が多いということです。求人の方が多いと、もっと多くの人が就職できますし、それから給料もじわじわ上がってゆく可能性もあるのです。和歌山県はバブルの崩壊の後はこれがずっと1以下で、近畿の中では最下位でありました。最近は、ちょっとましになりまして、じわじわと上がっていって、今は0.85ぐらいですが、これは喜ぶべき数字ではありません。1より下であります。1より下というのは、まだまだ就職するのも大変だという状態の姿であります。ただ、最下位でなくてもですね、今、近畿全体がずるずると下がり始めました。近畿の中では、大阪市内が上位なんですが、和歌山は3位を京都と争うというぐらいになっています。去年と比べると殆ど和歌山だけ落ちていないという状態になっていて、このちょっとちょっとを積み重ねていこうと思ったのですが、それがですね、よっぽど頑張らないと一緒にずるずると後退させられるという状況ではないかと思います。
 したがって、まだまだ和歌山の方々の暮らしはそんなに良くなっていないと思います。しかもこれから物価の心配もあって、それから、それがまわり巡ると不況になって、求人数が減ってくるという恐れも本当はあります。しかしその中にあって特に大変なのは、母子寡婦の方々のご家庭ではないかと思っております。そういう方々がですね、できるだけ多くの人が、ちゃんと生活していけるように我々も頑張っていかないと思っています。
 それには、全体の経済の力をつけるというのがバッググラウンドとして必要です。その他、皆さんのそれぞれの個別のニーズに合わせてですね、きめの細かい行政をしていくことも大事だと思っております。皆さんは、困難を抱えておられながら、かわいい子どもさんをびしっと育てて、一生懸命にやっておられる。一人ひとりが、こういう母子寡婦の連合会に参加されて、お互いに助け合いながら、手を握り合いながら、手を繋ぎ合いながら、頑張っておられるというのは、人間ひとりだとなかなか辛いものがありますから、非常に良いことだと思うし、それから、その中で救われるところがたくさんあるんじゃないかと私は思っております。
 皆さんが手と手を携えて頑張っていこうとやっておられる中にあって、県庁も一緒に手を差し伸べて、手を握って頑張りたいと思います。それも、鉄の手のように血の通わない手ではなく、皆さんのほっそりとした、あるいはふっくらした手に比べると、ちょっとごつごつしているかしれませんが、ちゃんと血の通った手、そういう手で、皆さんと一緒に手を携えていきたいと思っております。色々、すべて何でもですね、どんどん県庁に言っていただいて、ご相談いただいて、それぞれに応じて考えていくのが、私たちのこれからやっていかないといけないことだと思っています。
 一生懸命、職員一同頑張りますので、どうぞ皆さんもよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

このページのトップに戻る