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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

エルトゥールル号追悼式典

平成20年6月7日 トルコ軍艦遭難慰霊碑前/串本町

 本日、トルコ共和国大統領アブドゥッラー・ギュル閣下及び同令夫人のご臨席のもと、トルコ軍艦エルトゥールル号118周年追悼式典が挙行されるにあたり、この追悼文を謹んで諸霊の御前に捧げ、安らかなご冥福をお祈り申し上げます。
 思えば118年前、ユーラシア大陸の東と西で日本とトルコは、西洋列強の中でどうやって国作りをしていくかという厳しい共通の課題を抱えていました。そして、このような共通の悩みを持った両国が、手を携えて国作りをしていこうというトルコ国民の大きな願いを担って、エルトゥールル号はこの日本を訪問されたことと思います。
 この志半ばにして事故に遭われ亡くなられた人々の無念さはいかばかりかと思いますが、その尊い犠牲と串本の人々の善意に満ちた危険を顧みない救助活動によって、日本とトルコの国民の心は一つになったと思います。
 かくて一つになった友好の心を、トルコの国民がいつまでも忘れることなく、日本を、和歌山を、そして串本を、いつも思い出して下さっていることに深い敬意を表したいと思います。
 我々もまた、トルコの国民のこの好意を永久に忘れません。
 そしてまた今日、トルコ共和国大統領ギュル閣下をお迎えし、追悼式典を執り行うという類い希なる光栄に恵まれました。これを契機に、より一層両国の友好と親善が深まるものと確信する次第です。
 尊い犠牲になられた諸霊に対し、和歌山県民を代表して、今後さらに両国の友好を深めるべく努力することをお誓い申し上げます。

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