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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

和歌山県交通事故をなくする県民運動推進協議会総会

平成20年5月26日 ビッグ愛/和歌山市

 本日、表彰をお受けになりました皆様、本当にありがとうございます。それから、おめでとうございます。
 こうやって皆様に、交通安全に関心を持っていただいて、また、そのために大変な労力をお掛けになりまして、それで県民の安全を守っていただいていることについて、深く深くお礼を申し上げたいと思っております。
 和歌山県は、過去から交通事故が多いところです。交通事故死も、かなり多いところであります。交通事故の人口比率でみましても、交通事故の数は多く、交通安全の状況が良いとは言えない状況でした。
 その後、ここにいらっしゃる皆様をはじめ、県民の皆様のお力添えがあり、本日鶴谷警察本部長にお越しいただいておりますが、警察の方々あるいはその他の関係機関の方々も一生懸命頑張りまして、その(交通事故の)値をじりじりと下げてまいりました。
 昨年は、交通事故死者も60人を下回る水準(昭和29年以降では最も少ない水準)になるところまでになりました。
 ただ、ちょっと前の時点では、和歌山県は飲酒運転が大変多い県でした。不名誉なことに、平成18年中は人口あたりの飲酒運転事故死率が全国ワースト1位という状況でした。これではいかんということで、昨年は、どちらかと言うと、飲酒運転撲滅を念頭に置いて、皆様に飲酒運転撲滅に一層のご協力お願いしますと申し上げた次第です。
 その結果、平成19年中の県内における飲酒運転は、劇的に減少いたしました。しかし、まだまだ飲酒運転はあります。県としても、飲酒運転については、気を抜いて、手を抜いて良いと言うわけではありませんが、平成19年中は、かなり減少致しました。
 代わりに顕在化して来たのが、高齢者の交通事故の問題です。
 特に、県内の交通事故でお亡くなりになられた高齢者の何割かの方は、車に轢かれたりとか車に衝突されたりしたのではなく、高齢者自らの運転が原因となって、事故を起こされ、お亡くなりになりました。
 そういう意味では、これからお年寄りが増え高齢化社会を迎える中、このような問題をどうやって解決するかが、県にとって飲酒運転以上に根の深い深刻な問題です。
 なぜならば、飲酒運転は、(しないことを)守ればよい。守ることが大事であり、努力すればいい。飲まなければよい。努力すれば何とかなり、飲酒さえしなければ問題は解決するということです。
 しかし、高齢者の交通事故の問題は、高齢者が車を運転しなければ良いというような問題ではありません。なぜならば、和歌山市のような中心部は別として、郡部や山間地域におきましては、車がないと今まで通り生活ができないという、お年寄りがたくさんいます
 その中で、交通事故から、県民一人ひとりを守ることを改めて考えないといけないということではないかということです。それぞれ大変困難な問題を我々抱えている訳です。
 しかしながら、そんな困難に立ち向かって、できるだけ交通事故を無くし死者数を少なくして、それで、県民の方がこの問題を解決して欲しいという要望のために、今後とも県庁も頑張りたいと思いますし、それから本日お越しいただいた方々も含め、県民の皆様で交通安全に引き続きご協力いただきますことについて、よろしくお願いしたいと考えております。
 最後になりましたが、本日ご出席いただきました方々のご健勝、本日ご受賞されました方々に、もう一度お祝いとお礼を申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。

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