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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

(社)和歌山情報サービス産業協会設立15周年記念式典

平成20年5月16日 グランヴィア和歌山/和歌山市

 皆さん、こんばんは。
 和歌山情報サービス産業協会の15周年をお祝い申し上げまして、ひとことご挨拶を申し上げたいと思います。
 実は、和歌山という言葉をひとまずとって、「情報サービス産業協会」という名前を私自身聞きますと、ものすごくロマンチックな気分になるのです。何故ならば、かつて経済産業省(旧通産省)時代、一番初めに課の全体を任された筆頭課長補佐を務めたところが、情報処理振興課というところでございました。
 そこで情報サービス産業協会の前身である、ソフトウェア産業振興協会と日本情報センター協会というお互いライバル意識をもった二つの団体を所管しており、これら団体を通じて草創期の社長さん達とお話をしたりして、いろんな政策をしてきました。特に、通信回線を自由に使わせろと、今からすると夢のような話なのですが、そういう運動をして大騒ぎを巻き起こしたというふうなことが、私の役人生活の原点なんですね。
 そんな和歌山情報サービス産業協会に今日、お呼ばれして、また先程、役員功労、それから優秀社員として表彰式にて立派に讃えられた方々を拝見しておりますと、和歌山もこれからだと期待を感じている次第であります。
 あの当時、メーカー向けのオーダーメイドのソフトウェアをつくるソフトウェア産業協会と、計算センターと称する情報処理業の情報センター協会とがあったわけですが、メーカーでも情報技術という力を借りて初めて競争力がつく、製品にIT技術組み込んで、新しい製品を売ったり、機械をつくったりするようなものもあるし、その他多くのユーザー企業もそうだよなあとか。
 また、例えば、銀行に情報処理部門ができ、それが他の企業の仕事もやれるようになり、どんどん発展して、もっと大きな情報サービス業になるのだろうとか、あるいは、エンジニアリングやコンサルティングをやっている企業なども、ITを活用して圧倒的に立派なサービスができるようになるよなあとか、様々な視野で当時もいろいろと考えていたわけなのです。
 当時そんなことを視野においていた業種がすべて、今この和歌山情報サービス協会にすべて入っていることで、二度目の感銘を受けました。
 皆さんのようなそれぞれの業種で、それぞれが発展することによって、和歌山全体がもう一度、産業の力を取り戻せるというふうに考えおります。
 また、産学官協働という観点から、大学とかそういうところも入るべきだなあとも考えたりしていましたが、きちんとそういったところも入っている。本当に素晴らしい会だと思っています。
 今、和歌山県はターゲッテイング・インダストリー・ポリシー(特定戦略産業育成政策)をやるぞと言っておりまして、そのひとつがIT(情報技術)であって、それから食品加工、水。そういうので、ターゲッティング・インダストリー・ポリシーと言ってるんですけれども。昔、そう言う名前をアメリカからつけられて、徹底的にいじめられたこともありますが、さすがのアメリカも、和歌山で何をしようと、文句をいってくることもないでしょう。したがって、県と皆さんとで組んで、やりたい放題やって、日本や世界を席巻しようではありませんかというようなことを申し上げたいと思っております。
 また県はそのほかにも、皆さんのために共通の働く基盤を提供しなければならないと思っています。以前からも取り組んでいますが、ブロードバンド環境であるとか、携帯や地デジも含めたハードウェアはきちんと整備する。それから、交通ネットワークなんかもきちんと整備することによって、和歌山は決して不便なところでなく、全国から孤立して他の人とは仕事ができないということのないようにしていくということ。そして、後は皆さんの創意と工夫、それから類いまれなる想像力でもって、和歌山を救っていただくことを是非期待したいと思っています。
 15周年ということでございますが、今後益々発展されて、150周年記念の時にまた皆さまにお目にかかりたいと、それはちょっと先過ぎるかな。
 このたびは、お招きあずかって本当に幸せでございます。皆様のご発展とご活躍を今後も期待しております。どうも、ありがとうござました。

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