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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

平成20年度全県市町村長会議

平成20年5月15日 自治会館/和歌山市

 皆さんお忙しいところお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。この季節になりますと、全市町村長の皆さんに集まっていただきまして、こうやって県内全体のいろいろ議論をする私も2年目でございまして、去年も議論をしたというふうに思っています。この一年間、結構いろんな制度、あるいは、対応にわたる政策が整ってまいりました。県としても、順番は不動にして申し上げますと、長計(「和歌山県長期総合計画」)を作りました。皆さんと何度も議論させていただきまして、今や県民に、俗な言葉で言うと「ノっていただく」というようなPRの段階になってるかな、それと裏腹に行財政改革についての「セカンドバージョン」になるんですけれども、和歌山県が突如、破綻をするということが無いような絵を苦労して作ってまいりました。この長計と行財政改革、行財政改革と20年度の新政策、これは全部表裏になっておりまして、みんなが新政策の一部が財政難で実行できないということがないかどうかのチェックをしながら、ずっとやってまいりました。
 そういうことで、和歌山県に関しては、まずまずの形ができ上がりつつあるかなというふうに思っております。例えば、大阪府で府知事と市町村の方々が、公開の面上でバトルをやってるというふうなのが結構ありますけど、おかげさまで、和歌山県では皆さんとこうやって話をしながら、少しずつ協力して、勿論いろんな意見の対立はあると思いますけども、粛々と議論ができるというのは、たいへん幸せなことだというふうに思っています。改めてご協力に感謝するとともに、今後ますますこの関係を強化していかないといけないと思います。
 今、一番新しいと言いましたけれども、20年度の新政策に関しても、たとえば少子化対策なんかで、例えば、名前を挙げて申し訳ないですけども、和歌山市さんが財政難で、なかなか一緒に協力できないというところもあります。それは、我々としては「そう言わないで」と申し上げ続ける訳ですけれども、同時にひょっとしたら、我々の意志決定プロセスが遅過ぎて、市町村に迷惑をかけているところもあるかも知れないというような反省もあるわけであります。そこで、今年度の新政策プロセスと来年度の新政策プロセス、もう始まっているのですけれども、こういう反省に立って、今後さらに、市町村の方々とご意見を戦わせながら一緒に作り上げていくというような手続きを、長計の時のように踏んでいくということにしたいと思っております。新政策プロセスは今、政府要望を含めて県庁の中でいろいろ議論しております。そのプロセスでは振興局に意見を徴しておりまして、皆さんの意見がひょっとしたら少し入っている可能性があるのですが、それは十分とは言えませんので、さらに情報収集に努めたい。振興局長以下、みんなでそれぞれの所管の市町村にお伺いさして、いろいろ「これで良かったかどうか」と言うようなことをお聞きしながら、良いものを作り上げていきたいと思います。
 ずっとやっていきまして9月ぐらいになりますと、我々としては「だいたい、こういう方向で」というものをいつもまとめようと思っております。その時点で改めて、長計のようなプロセスを踏んで、あまり一同になるとたいへんですから、紀中、紀南、紀北、そういうかたちで、我々の方が出かけていって、皆さんと議論するということができればいいなというふうに思っているところで、またご相談をさせていただきたいと思います。その上で市町村のほうも「これでいけるか」、「これでいいか」あるいは「他に忘れていることは無いか」、我々も考えて、最終的には予算や条例やその他いろいろなものに結びつけていくというふうにしていきたいと思っております。そういうことで、今後ますます市町村との関係を強化しながら、我々頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それから最後になりましたけれども、道路特定財源のお話、それから暫定税率の財源確保の問題、こういう事につきましては、ご協力ありがとうございました。全市町村が一致団結して、和歌山県から「こういうのが是非必要じゃないか」と訴えができたということで、政府の方も2度にわたって再可決をしてくれ、財源は一応確保できました。ただ、12分の1の歳入欠陥は既に発生しておりますから、これは何とか埋めてもらわないといけないということで、引き続きお願いをして、それから、12分の11の期間で、あるいは、12分の10.5ぐらいの期間で12分の12の進捗をきちっと達成するためには、企業の方々にもご協力いただかないといけないと思いますが、県・市町村、みんなで頑張って、やっぱり県民のインフラはきちっと達成していこうじゃないかと思っています。
 さらに、実は(道路特定財源の)、一般財源化の話が次にまいります。したがって、自分の気持ちの中で言えば去年の5月に、また戻ったなぁという位の気持ちであります。去年の5月から何をしたかというと、道路懇談会を開いて、哲学作りをして、この和歌山における『道路』とはどういう意味があるのかということを全国に発信してまいりました。やれやれうまくいったかと思うと、例の騒ぎになりました。その騒ぎで「やれやれうまくいったかというところ」の全体像が、必ずしも万全とは言えないということになっています。「和歌山にとって道路とは何か」もう一度全国に向けて、我々は力を合わせて発信をしていかなければいけないということになっているということではないかと思います。引き続き、もちろんこれまでのご協力を感謝申し上げますとともに、引き続き市町村長の皆さん、市町村の方々のご理解とご協力をお願い申し上げたい、というふうに思っております。本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。

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