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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

県立紀北工業高等学校体育館竣工式

平成20年4月26日 橋本市

 皆さん、おはようございます。ここに入ってきたときから、皆さんの顔をちらちらっと拝見していたのですが、大変明るくて目に輝きがある人がいっぱいいるなというふうに感じました。目の輝きを見ていると、皆さんの学校生活がどんな感じかなというようなことを、うかがい知ることができます。
 そういう意味で、今日はとてもいい学校に来たなというふうに思いました。その目の輝きというのは、たとえば、もちろん全員が参加している訳ではないかもしれませんが、今、校長先生がお話になったような、ソーラーカーのお話とか、その他のいろんな業績にそれぞれ現れているんだろうと思います。それに中心メンバーとして参加した人も、また、そういう人を支えた人も、あるいは別のことを一所懸命やっている人も、そういう方々が、みんな目の輝きを持って、今日いらっしゃるというふうに思いました。校長先生をはじめ、PTA、それから同窓会、先生方、みんな応援をして、それで今日の皆さんのこの目の輝きがあるのかなというふうに思いました。
 私は今、和歌山でできるだけ多くの職場を増やす、究極的には人口を増やして、若い人たちがたくさんいるというところを作りたいと思い、一所懸命飛び回ってます。そのときに企業誘致をするなんてのもあります。「和歌山に来てください」、こういうふうなときに、「人材はいますか」ということを聞かれるんですね。一番聞かれるのは、実はそれです。そのときに、「いやいや、いますよ、人材」と、「例えば」といってご紹介を差し上げているのが、皆さんであり、あるいは、和歌山高専のロボットの業績であったりを申し上げています。
 そういう意味で、この和歌山にこういう立派な学校があって、皆さんがいるということを、私たちは十分発信できてないかなという感じがします。それは我々の責任として、これから頑張って皆さんのことを一所懸命PRしますので、皆さんはそれに応えるようにまた頑張ってもらいたい、こういうふうに思っています。と同時に、皆さんも含めて我々和歌山県人がこの和歌山の良さというのをちゃんと知っているのかという、二重の意味で、外からも知られてないし、中からも中の良さが知られてない、そういう問題はないかというようなことも考えます。和歌山に生まれた、育った、あるいは勉強している諸君にとって、この和歌山にどんな立派な企業があるのかということが十分知られてないかなというような気もします。
 私はあまり知らない状態で、三十数年間他郷に行ってしまいました。自慢をできるところも少なかったかなというふうに思います。そういう意味で、今、知事になって一所懸命勉強しておりますと、日々感激することが大変あります。こんな立派な企業がいっぱいあったかなと。テレビで宣伝しているような企業ではないけれど、雰囲気もよく、技術力もものすごく高くて、世界のシェアを何十パーセントももっているというような企業があっちこっちにいっぱいあるというのが、実は和歌山の姿なんです。その数をもっと増やさないといけないということはそうなんですが、そういうことを皆さんももっと認識して、その一員に将来加わってもらうといいな、皆さんのような優秀な人が「俺が、次世代を支えてやるぞ」と言ったらですね、またそれがどんどん発展して行くのではないか。そういう意味でお互いにもっと和歌山を知ろう。知ることの中には、単に企業がどうだ、産業がどうだというだけではなくて、例えばこの地域の歴史とか、あるいはたくさんの文化的な価値とか、郷土の持っている、何と言うんですかね、意味。農業や水産業やそういうことも含めた意味、そういうことを、みんな勉強したらいいというふうに思っています。そういう意味で、郷土教育をこれからもっと盛んにしていったらいいんじゃないかというようなことを、今、山口先生がいらっしゃいますけども、教育委員会の方と一緒になって、今またこれを強化するようなことを考えています。
 それとともに、いろんな人の話を直に聞けるといいなというふうにも思っています。私の子どもの頃もそんな機会はあまりありませんでした。そういう意味で諸君は、最も恵まれていると思います。なぜならば、今日11時から講演がありますね、西沢潤一先生という方です。これはもう日本として、最高に有名な半導体の関係の立派な方です。立派な方というのはずっと昔から、苦労をして立派になっている訳です。その苦労の跡とか、今何を考えておられるのかとか、そういうことをお聞きするだけでも、諸君はきっと刺激になると思います。こういう機会はあまりありませんから、西沢先生の話をちゃんと聞いて、諸君の何十年かの人生の糧に是非してもらいたいと思います。
 皆さんに期待するところ大です。和歌山の将来は皆さんにかかっているといってもいいかなと思います。そういう方々をじっくり立派に育てていただく先生にも同じく期待をしております。どうぞ今後とも研鑽を積んで頑張ってください。こういう立派な体育館があって、そのことについて本当はもっと申し上げないといけないんですけれども、皆さんの顔を見ているうちに、体育館のことよりも皆さんの顔の方が大事に思えてきました。
 ただ、体育館も大事です。7年後に国体が開かれます。多分ここでも立派な競技が行われると思います。学問だけではなくて、運動にもいそしんでいただきたい。よっしゃ和歌山を支えてやるぞ、この中でたくさんの人が出てくるといいな、こんなことも思っております。
 本日はどうもお招きいただきましてありがとうございました。

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