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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

日本塗装工業会和歌山県支部創立40周年記念式典

平成20年4月3日 ダイワロイネットホテル和歌山/和歌山市

 皆さん、こんにちは。社団法人日本塗装工業会和歌山県支部創立40周年を今日お迎えになられまして心からお喜び申し上げます。
 40年と言いましても、この40年の間、色々なご苦労を皆様なされながら、ここに至っていらっしゃるという企業ばかりだと思います。また、ひょっとしたら今日、ここにいらっしゃる方々も代替わりしておられて、ひよっとしたら40年前はそれぞれの先輩、あるいは同族の方がやっておられた企業を継いでおられて、頑張っておられるということではないかと思います。
 先ほどから、ご来賓の方、あるいは主催者の方から、この塗装工業会和歌山県支部における活動について色々なお話がございました。そこで、常に研鑽に研鑽を重ねながら、この40年間を乗り切ってこられた、ということを改めて自覚いたしまして、心から敬意を表する次第でございます。
 先ほど、会長から、皆さん、安値受注をしないようにという様な話がありましたが、その通りだと思っています。和歌山県も新しい制度がこの6月から発足いたしますけれども、巷で言われている様に、これは何も企業の方を責めるためでも、苛斂誅求(かれんちゅうきゅう:税金や年貢などをきびしく取り立てること)をするためでもありません。世の中でよく落札率なんぼ、という様な話があります。これは考えてみたら、きちんとした競争がなされている時には何の意味もない議論であります。きちんとした競争をどうやってやるんだ、特にそれぞれの技術なり人を抱えて、それで真面目に仕事をしている人がきちんと秩序正しく仕事を取れるようにするにはどうしたら良いか、談合も昔はともかくとして、今は、当然、違法でありますから、そういう違法なことをしないでもきちんと仕事ができて、立派な業界の秩序が保たれるにはどうしたら良いか、そういうことを考えて和歌山県の制度は作ったつもりであります。なかなか初めは大変だろうと思いますけれども、皆さんも、普通の、そのままの姿で受注していただいて、恐れることはありませんので。独り占めをするところは次からパニッシュメント(処罰、刑罰)を受けるという制度ですので、普通の姿で応札していただければ、それぞれ落ち着くところに落ち着くという様な制度になっているはずであります。そういうことをやりましたので、まさに会長さんが仰しゃるように、何も無理して安値で受注する必要はないと思います。
 今、世の中は、色々な意味で正直者が損をする、という様なところもあります。例えば、政治の世界でも、若干そういうところがある。ガソリン代が下がって嬉しいでしょう、暮らしが良くなりますよ。けれども、経済学が教えるところによれば、イロハのイですけれども、財源が無くなって、減税されて、人々の暮らしがそれだけ良くなるけれども、同額だけ投資をカットしたら、その同額だけ景気が悪くなる、というのは経済学の一番初めのページに書いてあります。2.6兆円の財源が無くなって、投資を止めようということになったら、500兆円の国民所得で2.6兆円の減になる。そうすると、一人あたり大体300万円ぐらいの所得ですから、一家で4人の家族を養っておられる人であるとすると、平均ですが、6万円ぐらい所得が減ってしまうという計算になる。「良かったね、あなた、暮らしが良くなって」と言って6万円減ってしまう。そういことをきちんと包み隠さず全部教えて、それで世の中こうなるぞ、というようなことを言って皆さんに選択を迫る、というのが私は嘘のない政治だと思います。和歌山県は嘘のない政治をしたい。それで、入札制度についても、嘘のない入札制度をやったつもりであります。今までのご活動をお聞きしていると、この塗装工業会の方々は、そういう嘘のない仕事をして来られたと思っています。嘘のない仕事をしてこられるだけではなく、社会奉仕までされてきた立派な団体であると思います。ここ数年間、1年に1、2度、それぞれ奉仕として塗装してくださったことは、先ほどお話があった通りであります。「虎伏学園」、「広瀬小学校」、「浪早崎トンネル」、「河西中学校」などに奉仕として塗装してくださっています。本当にありがとうございます。それから、併せて今回40周年記念ということで、県の色々な施設で使ってくださいということで、10台もの車椅子を寄贈くださいました。本当にありがとうございます。ご報告申し上げておきますと、県立図書館で2台、県立博物館で1台、県立自然博物館で1台、県立武道館で2台、ビッグホエールで2台、河西緩衝緑地公園で2台、こういう姿で皆さんのご厚意を使わせていただきたい、皆様方のご厚意が最大限に活かされるようにしたいと思っています。
 今年、40周年でございます。丁度、今日、桜満開でありまして、この満開の桜のように更に皆様方がお栄えになって、もう50周年はそこまで来ています。50周年とは言わず、100周年、200周年ずっと栄えていただきたいと思いまして、私のご挨拶とさせていただきます。どうも、ありがとうございました。

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