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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

和歌山県農業士・グリーンワーカー・漁業士認定式

平成20年2月18日 アバローム紀の国/和歌山市

 皆さん、本日認定証をお受けになった方、それから長い間、指導農業士としてご貢献くださいました方々、本当にありがとうございました。
 和歌山県は農林水産業が主要産業であると言っても過言ではないと思います。本来ならば、もっと多くの方々が農林水産業で暮らせるようにしなければいけないのですが、まだまだ不十分な面もあると感じています。
 皆さんのお陰でおいしいものがたくさんとれ、森林資源を全国に供給できております。ところが、我々のところに売上げや利益が十分残っていないのではないかという問題意識を持ちまして、私は就任以来、農・林・水産それぞれに販売の大幅なてこ入れをやるようにいたしました。
 これがある程度成果を収めつつあるのも、ひとえに皆様方がいいものを作ってくださり、また、いいものを作るための技術を継承してこられた結果、全国に誇るべきものがたくさんできたというのが基本にあると思います。そういう意味で皆様にまず感謝しなければいけないと思います。
 技術は簡単には身につきません。したがって今日、感謝状を差し上げました方々をはじめ、農業士、グリーンワーカー、漁業士の方々のお力添えによって、どんどん後任、後輩を育てていかなければいけないと思います。そのうえで、一層の販売促進努力をしていきたいと思っております。
 ただ、今年度は更に、もう一度皆様方のがんばっておられる、作る方の領域までカバーするような政策を展開していきたいと思いました。そこで、昨年4月から、約1年間をかけて新政策のチェックをし、この前から発表しているところでございます。
 農業については、これまでのようなトップセールスを含めた販売のプロモーションを大いにやってまいりますが、もう一度選果場単位で農地が有効に活用されているかとか、もっと生産を拡大することができないかとか、あるいは各々の作業が円滑にできるような、そういう和歌山モデルともいうべき、優良果樹産地を作っていきたいと思っています。また、新しく和歌山に就業していただく就農希望者の方々に初期費用を貸し付けたり、奨励金を差し上げることで新規就農者の支援を大いに展開していきたいと思っております。
 それから、水産業に関しましては、これまでのどちらかというとだんだん縮小してきたようなすう勢をなんとか挽回すべく、いろんな施策を講じていかないといけないと思っております。
 そのためには、例えば、各地の漁協と一緒になって規模の大きいマーケットを整備していくことも大事なことだと思います。それから全国に売れるようなものを作っていく。とりわけ水産加工品は人気ですから、そういうものも作っていくということは大事ですが、一方では生産の面、すなわち船団の整備等についても取り組んでいかなければならないと思っております。
 林業については、本日認定させていただきましたグリーンワーカーの方々が山の中で本当に楽しく働いていただけるような仕組みづくりをやっていかないといけない。これはずっと申し上げておりますように、間伐材を中心とするような材木もちゃんと売れ、収入も上がり、一方では低コストで間伐、収穫ができ、森を守っていくことができるようにしていかなければならない。特に後者については今年度予算をかなり重点化しております。それから、これまで以上に売れるようにやっていきたいと思っております。その中味については、予算もそうですけれども、先般、紀州材の生産販売プランを発表させていただいたところでございます。
 皆様の中にもいらっしゃるかもしれませんが、緑の雇用で和歌山に来てくださった方々にも和歌山でのお仕事を楽しくやっていただけるような目途がついてきたかなというところでございます。
 我々の前途にはまだまだ大きな試練もあると思います。ただ、試練だけじゃなくて、我々はもっともっと大きな希望もあると考えております。その希望を叶えるべく、和歌山の農林水産業のいやさか(ますます栄えること)をめざして試練を乗り越えてやっていきたいとそんなふうに思っております。
 そのためには今日、認定解除というような言葉がありましたけれども、まだまだお若い指導農業士の方々や、本日認定を差し上げましたような方々の努力を中心にして、これからの和歌山の農林水産業を支えてくださるように、是非お願い申し上げたいと思っております。
 本日お集まりの方々の今後ますますのご発展、ご健勝を祈念いたしまして、私の認定式におけるご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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