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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

おどるんやフォーラム2008

平成20年1月27日 プラザホープ/和歌山市

 皆さんこんにちは。
 今日は初めから来たかったんですが、実は近畿地方の県人会の新年互礼会が、今年は堺市でありまして、そこへ行って来ました。
 ちょっと遅れてまいったんですけれども、いつも、この “踊るんや”の紀州よさこい祭りの関係ではたくさんの感動をもらっています。先程もそういうお話がありましたけれども、私もその一人であります。
 一番初めにですね、私はおっちょこちょいですから、知事に就任をいたしまして、皆さんにひどいことを申し上げました。それは、和歌山放送でよさこい祭りのイベントがあったんですね。
 その時、西平さん(NPO紀州お祭りプロジェクト会長)達がお見えになって、それで「紀州よさこい祭りやってるんです」って言うんですね。私は全然知らなかったものですから「高知県の回し者か?」という無茶苦茶なことを言ってしまったんです。そのあと、ムッとされたんですが、さらに西平さんが「私は信濃路の社長です」と言うから、今度は「長野県の回し者か?」と。これで嫌われてもうあかんかなあと思ったんですけども、少し許してくれてですね、よさこいにも呼んでくれたり、参加させてもらったり、いろんなことをさせてもらって、本当にたくさんの感動をもらっているんです。
 感動の第一は、この名前ですね。「踊るんや」ということです。私は、和歌山は元気にならないといかんと思いますが、一番あかんのは「てもあかん」というのがあると思うんですね。あるいは「てもしゃーない」とかですね、「踊ってもあかな」とかですね、それから「いろいろやろうと思ってもあかな」とか、これが一番私はイカンと思うんです。辛気くさい知事はあかなとか、これは全然構わないんですがね。構わないんですが「てもあかな」というのは一番いかん。「てもあかな」と考えるのだったら、未来に向けて、色々なことを自分で考えたらええやんかと。もっといいのは考えてやっちまったらええやんか、ということではないかと思うんです。そういう意味でこの踊るんやの催しは、先程いろいろなお話しがありましたように、本当にやっちまうわけですから、本当に立派なお祭りだと思います。これが感動の第一であります。
 第二は、とにかく先程寒気がするとか、なんとおっしゃいましたかね。冷や汗が出るでもなかったか。やっぱり寒気ですかね、何かありましたね。ぞくぞくっとするもの、ぞくぞくっとして感動する、そういうのは、見てたら誰でも思いますね。今年は雨のせいで総踊りはありませんでしたが、私もずーっと拝見させてもらってぞくぞくぞくと、たくさんぞくぞくしてですね、大きな感動を覚えました。
 特に、先程ちょっとお話しがありましたけれども、あるグループが来られた時にちょっと揃ってなかったんですね。あのグループは、私は正直「あ、ちょっと下手やなあ」というふうに思いました。しかし、近くに来られたら身体障害者の方だったとわかりました。その方々も本当に嬉しそうに、やっておられて、私はとっても感動しました。
 それから他に感動したのは、どーっとやって来て、振りなんか見るとなんか若い人の振りで。お若い人やなあと思ったらですね、おばあちゃんと言っては失礼ですが、お年寄りの女性の方とか、それからお年寄りの男性の方も混じってるんですね。これは素晴らしいと本当に思いました。和歌山県はそういうのに分け隔てなくみんなで受け入れる、というのがいい話だったはずで、熊野古道の参拝なんかもみんなそうですよね。そういうみんなで一緒にやろうというのがよく出てて、本当に踊り自体に感動があると思います。
 それから三つ目はゴミ一つ落ちてないんですね。これはさっきおトイレのお掃除というような話もありましたが、みんなで考えて、それを分担してやっておられる。その点でも素晴らしいもんだというふうに思います。
 四つ目は、これは県が知恵つけてやれとか、市役所がやれとか、誰か偉い人がやろうと言ったりしたものとは全然違います。この赤いシャツを着ておられるような人が、みんなでやろうやないかということで、勝手に始めて勝手にやってる。それで、しかも先程財源もみんなで、という話もありましたけれども、そういうことでやっておられる。そういう自分たちでやるというのが一番よく出た姿だと思ってるんです。
 私もちょっとだけ自分でのっかって行かしてもらいました。それは先程、垣内さんがお話の梅、梅酒だけじゃなくて、和歌山産品をせっかく、よその人が来てくれてるんだから、ワーッと売ろうじゃないかと言って、実行委員会の方にお願いをして、それで例の丸かじり広場を作ってもらった。で、難しい顔した楠本部長さんがいらっしゃいますが、楠本さんたちがまたものすごい勢いで、県下から産品を集めて、それで垣内さんが売ったりしてですね、私も買いに行ったら、なみなみと入れてくれるんですね。これを残したらイカンと思ってがぶっと飲んだら無茶苦茶酔っぱらったんですけど、そういうようなことも、我々もまたボランティアで少しやらせてもらいました。それから県庁の職員も、別に私がみんなで行こうと言ったわけじゃないんですけれども、大変たくさんの人が、元々このグループに入っておられる人に加えて、今回ボランティアで参加したいという方がたくさんいて、ずいぶん参加しました。
 最後の感動はですね、またこのポスターであります。「ありがとうの街づくり宣言」と書いてある。こんなものは今日初めて知りました。だけど、たぶん和歌山がこの気持ちを忘れない限り、絶対良くなるぞと、こういうふうに私は思いますので、よう解ってるなというかですね、そういうような気持ちをまた新たにしました。
 どうぞ今年も私はコショコショと参加させてもらい、感動を味わいに行きたいと思いますので、どうぞ皆さん一致団結して、いいものにして欲しいと思います。
 それから一言だけ。もっと県外の人も大いに増やしましょう。その為に県庁も、またボランティアでできるだけ多くのことをしたいと思います。
 そのためには、私は県外の県人会の人も大事にして、それでそういう人がどんどん宣伝してくれるように。その人たちはちょっとおじいちゃんが多いですから、踊ってくれるかどうかわかりませんけれども、そういう人たちがこういういいのがあるぞと、どんどん言ってくれるようになったら、その地域の、またチームがたくさん参加してくれるのではないか。そういうふうに思っておりまして、我々もまた協力してみんなで頑張って、どんどん大きなお祭りにしていきたい。こんなふうに思っております。
 ありがとうございました。

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