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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

社団法人和歌山青年会議所新春交歓会

平成20年1月25日 アバローム紀の国/和歌山市

 JC(和歌山青年会議所)の皆さんあけましておめでとうございます。JCの方々は、よく県庁に来てくださっています。又、JCの総会等にお呼びいただき参上いたしますと、少し年輩の方も青年気分でいらっしゃいますし、それから、本当に若い方々が社会奉仕と自己実現のために一生懸命にしているのを見ていると本当に楽しくなる次第でございまして、いつも喜んで(総会に)行かせていただいております。本日の交歓会の前に商工会議所の女性会があったものですから、まず女の人に会ってから若者と言ったら僭越かもしれませんが、若い方にお目にかかれることになったということで大変喜んでおります。
 和歌山県も色々多事多難であります。しかし、「多事多難で大変なんです」ばっかり言っていてもしょうがないんで、その多事多難の中で財政を再建しながら、「これからの10年間の夢を語ろうやないか」ということで、少し県庁は大変だったんですけれど、大体ラインナップはできてまいりました。一応、原案を県庁で作成しましたので、今後は議会と議論しながら和歌山県の新しい長期総合計画10箇年計画をつくっていこうと思っております。その中で我々は、人口については減少傾向にありますが、今まで以上の減り方はしないように食い止め、所得についても全国よりずっと高い伸びでいけるようにやっていこうというような知恵と夢を盛り込んだつもりです。それから、財政再建についても財政の見通しも随分大変ですけれど、これを一生懸命に工夫して、この長期総合計画ができる程度の再建をずっとやっていこうと。でないと破綻のシナリオができると、それは突然崩れるように無茶苦茶になりますから、そんなことになって県民の方にご迷惑をおかけするようなことは絶対にしないと。ここに山下県議会議員もいらっしゃいますが、これから県議会との熾烈なる議論もしながら、より良いものにと鉋(かんな)がけをしていくプロセスにあるわけです。
 そうこうしていくうちに実は、和歌山県最大の危機がまいりました。和歌山県最大の危機というか、それは余りのバカバカしさに、私は少し嬉しそうに言うことにしています。どういうことかと言えば、「和歌山県の道路財源を全部取り上げてやるぞ」という話が出てきております。話が出てきておって、「道路は要らない。止めよう」という話であれば、バカバカしくはないのですが、「ガソリン税を引いてあげる。嬉しいだろう」といって持ってくるのは、全く酷い話じゃないかというふうに思っております。山下県議会議員がここにおられますが、政治家たるもの、政治家でなくとも県当局とか行政を預かっているものとしては、私で言えば県民の方々に対してですが、情報を全て公開しまして、「どちらがよろしいでしょうか。私は右だと思うのですが、それでよろしいでしょうか」というようなことを言いながらやっていかなければなりません。本当は、皆さんに見せるのも、皆さんは見たくないでしょうけれど、和歌山県の財政の見通しを(非常に露骨なものでございましたが)全部発表して見せました。それから、これをこのままじゃいけない、破綻のシナリオになりますから、これを止めるにはどうしたら良いかというものをもうじき考えてお見せします。それから、夢やロマンはあるのですが、自分のロマンと少し違うということもあるかもしれません。「実現できるロマンは最大限これだ」というのをお見せします。その結果、生ずる影響も全部申し上げます。そういうふうにしてやっていかないといかんのじゃないかと。皆さんに、商売している時に、全て手の内をさらけ出せと言っているつもりはありません。しかし、政治や行政というものは、商売だとか儲けだとか党利、党略とかそんなものと関係ないのだから、全部全て明らかにして、それで議論していくというのが正しいやり方だと私は思っています。そういう意味で今回の「25円安くしましょう。暫定30年は長すぎる」というのは、酷すぎるじゃないかと。きちんと和歌山県がどうなるかというのを明らかにして、みんなで議論してやらなければいけないと思っております。それで、そういうことを青年の方と議論したい。JCにその場をつくってくれないかというようなことを、今幹部の方にお願いして、是非皆さんと議論したいと思っております。こういうおめでたい席でこのようなことを長々と喋ったり、難しいことを喋るのもあまり趣味がよろしくありませんので、是非、皆さんにもう一度やろうじゃないかということを申し上げて、今日はこの問題は止めたいと思っております。
 私は、和歌山県の将来は、全て皆さんにかかっていると思っております。皆さんのような方が「よっしゃ。頑張るぞ」と言って頑張る。勿論、気力だけではいけませんから、頭も使い、県もそうですが色々な資源をうまく活用する、それから大人、お年寄り、他府県の力、世界の力、そういうものを借りながら、うまく利用しながらやっていくということが大切ではないかと思います。みんなで力を合わせて、和歌山をもり立てていくように皆様の益々のご健勝とご発展を祈念いたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。本日は、ありがとうございました。おめでとうございます。

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