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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

部落解放同盟和歌山県連合会荊冠旗びらき

平成20年1月11日 ダイワロイネットホテル/和歌山市

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 今年も和歌山にとっては、いいことも、ちょっと心配なことも、沢山いっぺんに来たようなお正月であったと思っています。
 いいことも結構沢山あります。年末でしたが、2年ほど前の成長率の発表があり、実質は6.0パーセント成長しました。ようやくそんな時代になったかなあというような感じがあります。ただ、名目だと4.1パーセントで、2パーセントのデフレがあるというようなことでした。
 悪い方では、毎月勤労統計を、いつも賃金が上がったかなあと見ているんですけど、一時去年の夏にちょっと上がりまして、ようやくと思いましたらそれ以来ずっと下っています。全面的な暖かい風が和歌山に吹いてくるというところまでは至ってないということではないかと思います。
 1月3日の日本経済新聞に、「和歌山県の潜在成長率だけマイナス」と書いてありました。今日は長々と申し上げませんが、潜在成長率がマイナスと言われますと、「私たち、もうだめ」みたいになるんですけれども、決してそういうことではありません。過去のトレンドがマイナスであった訳で、それを反映した計量経済モデルができてしまいましたというだけの話です。
 その辺の詳しいことは、私が色々なところでしゃべっている講演録が、県庁のホームページに載っておりますので、もしよかったら見ていただきたいと思います。
 決して、我々はだめだと思う必要はなく、むしろこれから我々の潜在性を活かして頑張っていけば、いい方の統計に出ていることが次々と出てくる。そのためには、忘れないで努力をし続けないといけないというのが大事ではないかと思います。
 そのために、昨日新聞に出ていましたけれど、ホワイトカラーの雇用も増やそうと思いまして、三菱商事の子会社のコールセンターを誘致しました。上手くいけば、3年後に和歌山県で500人の雇用があるということになると思います。
 何も外から来るものばかりに頼る必要はないので、今抱えている地域資源を活かして頑張っていくというのが一番の本望なんですが、外からの力も含めて頑張っていかなければならないと思っております。
 その時、色々な点で配慮を怠ってはいけないと思っております。人間の心を失ってはいけないと思っております。同和問題に目をつぶって知らないと言ったり、差別をする方の立場に立つということがあっては、絶対にいけないと思います。
 和歌山県は今、新しい長期計画をつくっております。昨日事務方の素案をつくりまして、まだ成長率のところで議論しているんですが、記者の皆さんの前で議論していますので、外へ出ていますけれども、その中でも、人権という権利を守り続ける県でなければいけない。同和問題についてないがしろにするような県であってはいけないということを、はっきり謳っております。
 その他のことも沢山ありますが、きちんと心を確かにしながらやっていきたいというふうに、我々は思っています。それを県民に宣言をするということが、ここ10年の我々の立場ではないかと思っています。
 中澤執行委員長から、「お正月のこの会が一番嫌だ」というお話がありましたが、私は逆でありまして、この会に毎年呼んでいただいて、あいさつをさせていただくのを最も喜びとしております。
 皆さん、ありがとうございました。

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