現在表示しているページ
ホーム > ようこそ知事室へ > 寄稿・提言・訓辞・挨拶集 > 和歌山県製革事業協同組合新年交礼会

メニューをとばす

寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

和歌山県製革事業協同組合新年交礼会

平成20年1月10日 ルミエール華月殿/和歌山市

 あけましておめでとうございます。
 和歌山県製革事業協同組合の新年交礼会が盛大に開催されましたことをお慶び申し上げます。
 私は、全県にわたる団体様からのご招待に関しましては、できるだけ出席させていただくようにしておりますが、どういう訳か今年が初めての出席となります。来年以降は是非継続して出席させていただければと考えております。
 実を申しますと、この会に出席する前に永井商工観光労働部長からレクチャーを受けておりまして、組合様が多くの取組を行っていると伺っておりましたが、ただ今理事長様からのご挨拶をお聞きし、その取組が確かなものであることがわかりました。
 首都圏や海外への展示会の出展による販路開拓をはじめ、新たな技術開発にも取り組まれ、また、エナメルの生産は好調と伺っており、その活発な活動に敬意を表します。
 私は、これからのキーワードは「技術と感性」と考えております。「技術」に関しましては、皆様が日頃から取り組まれ、全国でも有数の製品を生産されていると思いますが、感性を活かしたものづくりがこれからは肝要となります。
 経済産業省も、ようやく来年度の予算で「感性価値」創造の促進に関する事業を予算化しました。
 「感性」に関しましては、私が通商産業省の生活産業局総務課長をしていた当時からその必要性を提唱しておりまして、「感性」に関した施策を打ち出そうと委員会を作り、これからというところで人事異動になりました。結果として予算化できなかった訳ですが、当時は「感性」より「技術」に重点をおいていたからかもしれません。
 今後、「感性」を活かした製品づくりに取り組んでいただければと思います。
 私は、ジェトロ(日本貿易振興機構)のミラノ事務所にいたこともあるのですが、今やミラノファッションといえば人気のある高級ブランドというイメージですが、かつてはフランス、イギリス、アメリカの下請けを行っておりまして、世間ではあまり知られていない存在でした。しかし、ミラノで生産される皮革の質は素晴らしいため、その素材を活かしデザインにも工夫を行い、その良さを世界に打ち出した結果、ミラノというブランドが確立されました。私が赴任していたのはそういった時期でした。
 皆様方におかれましては、ミラノの例にもございますように、長年培われた「技術」を活かし、新たな「感性」に訴えるものづくりを行っていただき、その良さを全国に打ち出していただければと考えております。
 非常に厳しい時期が続くかと思いますが、頑張って継続することが大切です。続けることはしんどいと思うこともあるでしょうが、希望を持って取り組んでいただければと思います。
 皆様方の取組の成果を毎年教えていただけますよう、是非来年も当会に出席させていただければと考えております。
 どうもありがとうございました。

このページのトップに戻る