現在表示しているページ
ホーム > ようこそ知事室へ > 寄稿・提言・訓辞・挨拶集 > 新年名刺交換会

メニューをとばす

寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

新年名刺交換会

平成20年1月7日 東急イン/和歌山市

 皆さん、明けましておめでとうございます。すがすがしいといっても今日はちょっと雨が降っていますけれども、新春を皆さんでお祝いしていることだろうと存じております。
 昨年中は、和歌山県も大変お世話になりました。一昨年ちょっと嫌なことがありまして、昨年はその嫌なことを払拭しようと思って、県庁一丸となって頑張ってまいりましたけれども、皆さんのご協力、ご支援でまずまずの成果を残せたかなあと思っております。今年もまた頑張っていかないといけない。継続は力なりというふうに思いますので、今年も同じような気持ちで、たゆまず、さぼらず、頑張っていきたいと思っております。
 だいたい目標は常に3つだというふうに思います。経済的な力を和歌山に取り戻したいというのが第1だと思います。そして恒産をつくった上で恒心を養って我々の心を元気にする。そのためには文化やスポーツやそれから教育や、みんな力を入れて頑張ろうじゃないか。それから常に足下がぐらぐらしたらいかんから、安全・安心というのを大事にして福祉や防災、少子化、高齢者対策をきっちりやりながら和歌山県を伸ばしていきたいと思っております。
 毎年賀詞交換会というのがあって、私も昨年従来どおりのやり方で県庁の部屋で皆さんとごあいさつをさせていただきました。ただどうもずーっと並んでおられて、一人一人とお話できるのもちょっとしかないし、それから皆さんが並んでいる時に私が突っ立ってて、何となくそぐわないという感じがしました。それから県庁は私だけではなくて、皆さんにとって大事な職員がたくさんいます。そういう方と次々と知り合いになれるというのもまた大事と思いまして、ちょっと検討してもらってこういう形にさせていただきました。ここで和歌山県の将来をみんなで語り合っていきたいと思います。
 和歌山県はまだまだ万々歳というところまではいっておりません。大分いいところがあったなと皆さん心の中で思っておられると感じています。時々ありゃというところもございます。一例を挙げますと、和歌山県はなんと潜在成長率が全県の中で唯一マイナスといわれた県でございます。これは日本経済新聞が発表しておりまして、言葉がものすごく悪いですね。潜在成長率マイナスということは、私たちはどう考えてもずるずるとだめになっていく人間か県か。そんなことはありません。あれは一言で言うと過去の趨勢どおりにいくとどういうふうになるかという数字でございます。基本的には労働力と資本蓄積と技術革新とそういうものの足し算でつくるんですが、そもそも人口が少し減り気味だなあというのが過去の趨勢でしたから、これでマイナスになる。それから企業もそんなにたくさん来てなかったからマイナスになる。おまけに過去の趨勢からそれぞれの係数が決まってきます。係数も悪いです。みんな悪いものですから残念ながら和歌山県は一つだけマイナスになってしまいました。考えてみましたら、ここ30年ぐらい和歌山県は成長率が全国で最下位でしたから、そういうことの実は表れであります。
 ここ2,3年明らかに和歌山県のデータは良くなっているはず。既に2年前の県民所得が出ましたけど、ものすごい高い数字になっています。それから昨年決まったような企業誘致や投資などが実を結んでくると、これからは益々高まってくると思います。それから今頑張っている農産物がもっと売れて、観光客がもっと来てくれると益々高くなってくる。そういうことでこの5年間あるいは10年間頑張ってですね、あの数字は間違っていましたねというふうに、我々全員で力を合わせて実証してみせようではありませんか。ちょっと名前が悪いもんですからみんながっかりしておられるといかんと思いまして、少し難しいことを申し上げました。
 後は大事なことは、私は継続であるともう一度申し上げます。県庁も昨年たくさんの仕事を行いました。今年新長期総合計画をつくり10年間の目標を立てます。それから昨年から用意してきた新政策、予算もこれから編成してこの10年間の第1年目のきっかけをつくっていきたいと考えております。そういうことをやっていってだいたいラインナップができるというのが今年の年度末です。来年度すなわち4月からはそれを頑張って歯を食いしばって、ずっと続けていって5年後、10年後、日本経済新聞見たか、というふうに思うというのが大事なことと思います。どうぞ皆さんテーブルにですね県庁の幹部がみんなおりますので、あっちいったり、こっちいったりしながらやあやあ元気かというお話をしていただきたいと思っております。ありがとうございました。

このページのトップに戻る