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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

虐待に関するシンポジウム

平成19年12月6日 和歌山県民文化会館/和歌山市

 皆さんこんにちは。本日の「人権が尊重される社会をめざして~虐待防止シンポジウム~」にご出席いただきまして、本当にありがとうございます。
 つい最近ではございますが、和歌山市で大変痛ましい殺人事件が起こりました。内容については、これからもっと明らかになる事が多いと思いますが、マスコミの情報によると家庭内の暴力がどこか底辺にあったのかなあというような気がいたします。
 私たちの子どもの頃、あるいはもっと昔、殴り合いとか喧嘩とかもあったと思います。ただ、弱い者を、こんなにいじめなかったような気がします。弱い者はまあいいやとか、逆らうなら殴り飛ばすけども、「ごめん」と言っている者をそれ以上殴るようなことはなかった。そんな時代だったような気がします。
 それが、いつしかこういうふうになってしまっている。それを今後は解決していかないと、この社会はもたないのではないかというふうに思います。
 県庁ではこのへんのことを、大変重点的に対応しようと考えておりまして、様々な手をうっております。ただ、どうも問題は、例えば児童の虐待の問題、家庭内の暴力の問題、あるいは高齢者、あるいは障害者の方々に対する虐待、あるいはそういう方々のいくつかの複合されたもの、それが一つひとつの問題にとどまらず、みんな根がひょっとしたら同じかもしれないというような気もするのであります。
 したがいまして、それを人権とくくりまして、虐待防止のシンポジウムで様々な専門家を集めて、また、ご関心のある皆さんにご出席いただいてみんなで勉強しようということを、今年、県庁としては始めたわけであります。本日は、これの第一回目でありまして、これから高名な弁護士の月山桂先生に基調講演をしていただいて、パネルディスカッションがそれに引き続きます。NPO法人WACわかやま理事長の中村富子さんのコーディネートのもとに、パネラーとしてウィメンズネット・和歌山代表の片岡玉恵さん、和歌山弁護士会会長の中川利彦先生、県立医科大学の柳川敏彦先生、長年、紀美野町で保健師をやっておられる湯上ひとみさん、月山先生(弁護士)、それから私どもの人権局長の星山、こういう方々が皆で問題点の所在を摘出して解決策を探っていこうじゃないかということで、本日このような会合を開かせていただいたわけでございます。
 もう一つ、来年になりますと、田辺でも同じような会合を開かせていただきます。その時は、基調講演は弁護士の谷口曻二先生にお願いするということになっております。
 和歌山全県を挙げてこの問題に立ち向かって一人たりとも虐待の犠牲になることがないように、これから頑張っていきたいと思っております。
 本日は、皆さんお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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