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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

大桑教育文化財団援助及び寄贈目録贈呈式

平成19年11月16日 ホテルアバローム紀の国/和歌山市

 皆さん、おはようございます。
 こういう晴れの、しかも大変実り豊かな時季に呼んでいただきまして、本当にありがとうございます。
 私は今、和歌山県が、ここにお集まりの皆様のような方々がきちっと支えている所だということを、全国に向けて是非示したいと思っております。ここにテレビ局が一つ来ておられますけれども、全国のテレビが和歌山に来てですね、「あぁなるほど、和歌山はこういう所なのか」ということを是非示したいという位の気持ちでおります。
 大桑家の篤志によって、結構長い間こういうような県内の皆さんの文化・スポーツ活動、あるいは研究活動といいますか、学習が助けられているということを大変誇りに思いますし、感謝申し上げたいと思います。同時に、今日拝見しておりますと、援助及び寄贈されました方々も大変立派な方たちばかりで、ひょっとしたら県として感謝状をさし上げるべき方々がお集まりになってるのではないかなと思います。それだけ和歌山県の文化活動や教育環境は、少なくとも志の面で層が厚いというようなことではないかなと私は思っています。
 和歌山県の教育でありますけれども、もちろん国や県の施策の一つでありますけれども、たくさんの有益な人材を送り出した中に、大桑財団だけではなくて、その他の篤志家の方々がずっと昔から和歌山県を支えてこられたという歴史があります。そういうところを大事にしながら、これからもやっていかなくてはいけないと思います。
 近年、それとまったく逆の話がいっぱいありまして、どうも和歌山というとですね、ここの雰囲気とは違う、180度逆のマイナスのイメージで語られることがありまして、これはいろんなところに悪影響を及ぼしています。
 実は、つい最近『中央公論』で、私の前の知事の方が心境を吐露されました。私は心境を吐露されるのは結構だと思うんですけれども、読んでみてそうかなと思うところもあります。そのあとのインタビューの中でも、そう思われるだろうなということが書いてありまして、例えば「和歌山県は全国47都道府県の中で、一つだけ法治国家が成り立たないところである」とかですね、またマイナスのイメージが振りまかれてしまっていました。心境を吐露するにしても、もっと小さい所でやってくれれば、というふうに思った次第であります。
 霞ヶ関には「大手町のウワサ話」というのがありまして、和歌山県はそういう所だぞとかいってですね、みんな電話などでしゃべるわけですが、それは一部真実だったかも知れません。だけど、それがずっと残っていろんなところに悪影響を及ぼしかねず、これに対抗するためにはものすごい努力が要ります。例えば、県内の経済活動や環境を良くしたり、教育環境、なかでもこれはと思うことをみんなで努力してやっていったり、文化活動も全国の模範となるようなことを一所懸命積み重ねてやっていかなければいけません。そういうことをやっていくことによって、だんだんとそうしたウワサ話もプラスの方向に向かっていくと思っております。
 それが一瞬にしてマイナスの方向に行きやすいのでありまして、マイナスの方向にはすぐに向かいますが、プラスの方向に向ける努力はものすごくたくさん要る訳であります。そういう意味で、大桑財団がこうやってずっと長い間、和歌山の文化の一端を支えて下さっていることに対して、心から御礼を申し上げるとともに、本日前に座っておられる方々、それから評議員あるいは役員として横に座っておられる方々のご努力も、本当に感謝したいと思っております。
 今後とも、是非ねばり強く頑張っていただいて、大桑さんにはもっと儲けていただいて、この財団を維持していただいて、それで皆さんの活動の方も盛んになって、その結果、和歌山というのは文化県だというような昔の名声をもう一度取り返したい。そうすれば、いろんな所にいい影響が出てくると私は思っております。
 感激をしながら横の方で見させていただいておりました。本日は、どうもありがとうございました。

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