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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

熊野古道宿泊施設起工式

平成19年11月3日 田辺市中辺路町高原

 皆さんおはようございます。
 本日、かくもすばらしい天気の中、熊野古道の宿泊施設の起工式を迎えられまして、大変さわやかな気がいたします。
 熊野古道は、我が和歌山県にとってだけではなく、日本の、そして世界のすばらしい遺産であります。これからもっと多くの方々にこの熊野古道の良さを味わっていただくという必要があると思っておりますし、またそれが和歌山の蘇りの一つの策ではないかと思っております。
 熊野古道は、もともと蘇りの道でありました。多くの方がここを訪れて、心が洗われて、そして「さあ頑張るぞ」とそれぞれのところへ帰っていかれた、そういうところであります。そういうまさに熊野古道の神髄ともいうこの宝の地に、こういう宿泊施設を設けられ、皆さんに楽しんでいただけるということは、和歌山県にとってだけじゃなくて、日本の、そして世界の皆さんにとって喜びではないかと思っております。
 施設の名前を本日ここで申し上げるということでありますので、命名をさせていただきます。新しい宿泊施設の名称は「熊野古道の宿 霧の郷たかはら」ということにさせていただきたいと思います。心は、「熊野古道の宿」、これが今後もっといっぱい出来ていけば良いと思っています。観光連盟ないしは県が直接作らなくても、民間のお力でこういう施設がいくつかできていって旅人が喜んでくだされば、それに越したことはない。したがって、このシリーズは他にもあっても良い、これが第一の意味であります。
 二つめは、この高原は霧の里であります。朝霧で有名で、この霧を見て心を和やかにする、あるいは心が洗われるような気持ちにする。この気持ちを表して「霧の郷」にいたしました。そして「高原」という地名を世界の人々に覚えていただくために「たかはら」という名前も一緒につけました。
 また、その設計につきましては、熊野古道に昔あったような施設を作っていただくということを心がけました。熊野古道にふさわしくないような、町にあるような大きな施設が建ったら、それは熊野古道の雰囲気を損なうのではないか。その元の雰囲気を守りながら、快く過ごしていただくという宿を建てる、というのが和歌山県に課せられた任務ではないかと思いましたので、そんな設計にさせていただきました。設計者の方、いろいろ後で検討いただいたところもありまして、大変ご迷惑をかけました。
 それから、少ない予算の中で、それだけ贅沢な要望を出しておりましたのを、立派に作っていただくということで、建設会社の方にも大変お礼を申し上げたいと思います。
 何よりもこれまでずっとこの宿泊施設について、盛りたてるように頑張ってこられた地元の方々、それから田辺市の方々、それから関係の皆様に対しても感謝を申し上げたいと思っております。
 本日はどうも、本当にありがとうございました。

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