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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

子どもの人権を考える集い

平成19年10月30日 和歌山市民会館

 皆さんこんにちは。
 主催者を代表いたしまして、一言ご挨拶を差し上げたいと思います。
 今年の子どもの人権を考える集いに熱心にお集まりいただきまして本当にありがとうございました。
 私も中川先生のお話をお聞きするまでは、今、子ども達が置かれている状況をいろいろ申し上げようと思いましたけれど、それは皆さんがよくおわかりであると思いますし、中川先生がいろいろとおっしゃってくださって、繰り返しになるので、これをどうやって解決していくかということについて私なりの考え方を3つぐらい申し上げたいと思います。

 昔からいじめというのはありましたし、子どもがかわいそうな状況になっているというのもたくさんあったと思います。でも、私の子どもの頃に関する限り、ガキ大将っていうのはいたけれども、ガキ大将が弱い者を徹底的にいじめるというようなことはなかった様に思います。それから、貧しくて、親が子どもをぶん殴るという様なこともたくさんあったかなと思いますが、それも死んでしまうまで殴り飛ばすというのはちょっとなかったような気がします。何かおかしい。何かおかしいのはどうしたらいいんだというようなことを考えていかないといけないと思っています。
 それに対しての一つの解というのは、それは和歌山県として我々もっとも誇りにすべきことだと思いますが、和歌山県は市民のレベルでこういうことに対応していこうという動きがたいへん積極的であるところだと思います。今日お集まりの皆さんがその代表選手でありますし、もう一つの例を言えば、和歌山県で交通事故や犯罪で、特に、かわいい子どもさんが犠牲になるというのがちょっと減りました。それは警察も頑張りましたけれども、それ以上に地域の方々が、例えば送り迎えをするとか見張りをするとか交通安全の指導をするとか、みんなが協力してくれたからだと私は思っています。そういう意味で、子どもの人権についての大問題も、みんなで少しずつ協力していかないと解決していかないというのが第一でないかと思います。
 それからもう一つは、何か変だということがあったら、私も含めてどうすればいいんだ、ということについて完璧な答えがまだまだないということもあるかもしれません。したがって、今日の様な催しがですね、何か変なのをどうやって直していくかということを勉強する非常に良い機会であると思います。私は、この後失礼しますけれども、当県の者がちゃんと聴いて、県庁としても勉強させてもらうということにしたいと思っています。
 三番目は、県庁としてやることというのは教育であると思っております。我々は、心の教育ということについて取り組むことに臆病であったんではないかと私は思っています。人の道とか道徳を語ることについて我々大人が怯懦であれば、あるいは臆病であればそれを子どもに伝えるすべはないと思います。したがって、教育の今後の一つの目標として、こういうことをちゃんと子どもに伝えられるということもまたやっていかなければならない。そのためには、本当にそういう意味でふさわしいような心のある人間に、和歌山県のみんながなっていかなければいかんと思っております。
 私ども県庁も頑張ってまいります。一番初めにも申し上げましたように、皆様のご尽力によって成り立っている和歌山県でございます。今後とも、どうぞご協力のほどよろしくお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
 どうも、ありがとうございました。

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