現在表示しているページ
ホーム > ようこそ知事室へ > 寄稿・提言・訓辞・挨拶集 > 毛利衛氏講演「宇宙の地球人としての私達」

メニューをとばす

寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

毛利衛氏講演「宇宙の地球人としての私達」

平成19年10月19日 県文小ホール/和歌山市

 皆さんこんにちは。今日は、「宇宙の地球人としての私たち」と題した毛利さんのお話を聞けますね。私もワクワクしています。私に与えられた使命は、毛利さんをご紹介し、本日、毛利さんが来てくださった理由を簡単に紹介するということにしたいと思います。その前に皆さんは、毛利さんをご存じですよね。日本で最も高名な宇宙飛行士でおられますし、東京にある日本科学未来館の館長を務められております。青少年の方に科学を教える。科学の楽しさを教えるということを一生懸命にやっておられます。テレビで科学番組を見ていると、毛利さんが全体の道案内役を務められ、色々と立派なことを言っておられるのをご覧になったこともあると思うのですが、そういう方でいらっしゃいます。是非、和歌山に来ていただきたいと思いまして、お願いにいき、快く了承していただきました。そして、その実施団体として、ボーイスカウトの山本会長さんにお願いいたしました。ライオンズクラブも協賛してくださいました。また、皆さんをお呼びするに当たっては、教育委員会、私立中学高等学校協会、ボーイスカウトの方々が随分お世話してくださいました。そういうお世話してくださいました方々に心からお礼申し上げたいと思います。
 私と毛利さんは、私がブルネイ大使をしていた時にお知り合いになることができました。それまでは、(毛利さんを)テレビで見ていますから、私の方からすると、「この人だ」というふうに分かるのですが、毛利さんは(私のことを)ご存じなかったと思います。毛利さんが館長をしている日本科学未来館を運用している科学技術振興機構というところの理事長さんが私の三十数年前からの仕事を通じた友人で、沖村さんという先輩なんですが、その方が私に「毛利さんがブルネイに行くからね」と連絡してくれました。どういうふうにされるのか色々と調べてみると、毛利さんが折角(ブルネイに)来てくださるのに不十分ではないかと何となく思うような企画でありました。そこで、毛利さんに「是非、ブルネイの子どもたちに科学を教えてくれませんか。科学の楽しさを教えてあげてくれませんか」とお願いしました。ブルネイの子どもたちは、皆さんと同じようにやる気があって、立派な子どもたちです。(現地に)日本人社会があるのですが、「そこの子どもたちに色々話をしてください」とお願いしました。またその他に、毛利さんに「ブルネイに来られたら、何かされたいことはありますか」と申し上げたら、「宇宙からボルネオ島(ブルネイがある島です)を見ると、何時も雲がかかっていた。あの下には、きっと水がたっぷりあるジャングルがあるに相違ない。そのジャングルを見たい」というふうにおっしゃいました。私は、よく蝶々をとりにジャングルの中を歩き回っていますから、「お安いご用です」と申し上げました。それで、(子どもたちへの)お話しが全て終わった後に、一緒にジャングルに行かせてもらいました。そこで色々なことをお話しさせてもらいまして、「この人は本当に素晴らしい人である」というふうに思いました。
 その後、和歌山県にまいりました。一番初めに思ったことは、諸君たちのことであります。「若い人たちが和歌山でスクスク伸びていくためには、毛利さんのような方のお話を聞いて、それで刺激を受け、みんなが色々な人生を考えたら良い」というふうに思いました。その為に毛利さんにお願いに行ってですね、最初の話に戻るわけですが、毛利さんは若い人たちがとっても好きです。それで、若い人たちのこれからの未来をドンドン刺激して、導いて、それで日本が、そして世界が、毛利さんのお言葉によれば「宇宙」が良くなるようにしていきたいと思っておられると思います。
 皆さん、積極的にお話を聞いていただいて、もし何かあったら「はい」と言って、手を挙げたりすることもできるのではないかと思います。私も後ろの方で聞かせていただきます。それで、毛利さんだけにお任せするわけにはいきませんから、皆さんがスクスクと伸びていけるように、和歌山県の教育もこれから頑張っていかなければならないというのが、我々大人に課せられた使命ではないかと思います。我々が頑張っている間、皆さんに伸びていただいて、成長した皆さんが我々を追い越してくれることを期待したいと思います。ありがとうございました。

このページのトップに戻る