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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

地球深部探査船「ちきゅう」入港記念式典

平成19年9月16日 新宮港/新宮市

 皆さんこんにちは。和歌山県知事の仁坂でございます。今日は主催者を代表いたしまして歓迎の辞を申し上げたいと思います。主催者は和歌山県だけではございませんで、独立行政法人海洋研究開発機構加藤理事長にはご臨席いただきまして本当にありがとうございます。佐藤(新宮)市長にもお越しいただいております。それからご来賓で二階先生にも来ていただいておりますし、県会議員にも来ていただいております。本当に関係者の皆様ありがとうございました。
 私はこの「ちきゅう」が新宮に来てくれたということについて、いろいろな意味でたくさんの喜びを感じている次第であります。
 まず、第一に受け入れる場所としての新宮ということであります。この地は紀伊半島の先端に近いところでございますが、文化が非常に盛んであった地であります。佐藤春夫さんが活躍していた頃、それから戦後の和歌山の文化、日本の文化を支えてくれたと思っております。最近、林業の不振がございまして、ちょっと往年の輝きを失っているむきもありますが、決して人々は意欲と教養を捨てておりません。そういうところで、世界最先端の地球科学を実施している「ちきゅう」が来てくれたということは、またなんという奇遇であるかと思います。
 第二に「ちきゅう」の技術であります。私ども和歌山県は、南海・東南海地震がどうもそのうちに起こるであろうということで懸念しているところであります。そういう我々の最も関心の高い地球の科学について、世界の最先端の頭脳を集めて研究してくださるということは、これまた和歌山県にとって、また新宮の皆さんにとってありがたいことだと思う次第であります。
 三番目は、このことは必ずこの地域、和歌山県、特に新宮を中心とするような南部の地域の方々の、そして若い人たちの刺激になると信じてやみません。和歌山県にいるとテレビや雑誌やその他ではいろいろな刺激がたくさん入ってきます。だけどこうやって皆さんのところに、「ちきゅう」に乗る世界の最先端の方々が来てくださって、出前講座もしてくださるというようなこともお聞きしております。そういう意味で、この地域の少年・少女の心意気がどれだけ刺激されるかということについて、私は大変な可能性を感じております。それから経済的にも「ちきゅう」の物資がここから出ていきます。そういう意味で、皆さんの間でいろいろな交流が今からできていくのではないかと思います。
 私は「ちきゅう」がこの地に来てくれたということを最も喜んでいる一人として、ここで主催者のご挨拶をさせていただくことを本当に心から喜んでおります。多方面の方々にもう一度感謝の言葉を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

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