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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

京奈和自動車道建設促進決起大会

平成19年9月3日 ルポール麹町/東京都

 皆さんこんにちは、お忙しいところ、またお暑い中こうやってお集まりいただきましてありがとうございます。
 本日は、和歌山県、奈良県、京都府、三府県で集まりまして、ぜひ早期に京奈和自動車道を造っていただきたいという運動をしようという試みでございます。
 これだけ各府県の要人がたくさん集まることもあまりないんじゃないかというような盛況であると考えております。皆さんどうぞ力を合わせて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。それから、国会議員の方々、私どもの要望の対象でございますけれども国土交通省はじめ要人の方々、ご出席本当にありがとうございます。
 道路、特に高速道路は、今や国民のナショナルミニマムを守るための最大の道具だと思います。我々は和歌山県に住んでおりまして、なかなか都会と同じような所得は望めないかもしれないというふうにも思います。ただし、私どもが和歌山県に住んでいて、あるいは奈良県の南の方に住んでいて、京都に住んでいて、都会の人と同じような、たとえばビジネスチャンスを与えられなかったら、なかなか日本人として苦しいんじゃないかとそんなふうに思う次第であります。
 和歌山県の例をとって申し上げますと、和歌山県のこの京奈和自動車道が通る予定になっている地域は、果物がたくさんあります。これからの果物の生産販売は、いかにして消費地にいい果物を作ってブランド力をつけて売っていくかということだと思います。だけど、ずっとガタガタ道だと中身も傷んでしまうし、時間もなくなってチャンスも得られないということになると思います。紀北筋にも高野山をはじめたくさんの観光資源があります。この観光資源を本家の京都や奈良と結びつけて観光で売っていくというのもひとつのチャンスだと思います。しかしながら、それがブツブツと分断されていったら、みんながなかなか全体としてチャンスをつかめないのではないかとそんなふうに思う次第であります。最近問題になっている医療の問題にしても、教育の問題にしても、高速道路がきちんと繋がっているということが円滑にそういうものを運用するすべになってくるんじゃないかと思っております。したがいまして、機会としてのナショナルミニマムをぜひ叶えていただきたい、そういう意味で早期に京奈和自動車道はじめ、いろんなところに及んでいる道路を造っていただきたい、そんなふうに思う次第であります。
 自分の県のことばかり申し上げて恐縮ではございますけれども、高速道路が基本的な手段であるというのは最近のことだと思います。その前は、鉄道であったかと思います。その鉄道の時に日本はどうであったか、鉄道の時に、たとえば紀伊半島も、この京奈和の通る和歌山線もちゃんと国は造ってくださいました。その時に、我々は十分、世の中にキャッチアップしてきたというふうに思います。
 さらにその前はどうであったか。これは、京奈和のところは南海道であります。海道がちゃんと整備されていて、かつ紀伊半島の沿岸部は海運によって結ばれていました。その時に、我々はキャッチアップしていたわけであります。したがって、最低の条件だけは整備していただくという意味において、この京奈和をはじめとするような高速道路を全国にきちんと造っていただきたい。そうすれば、我々は自分で考えていろんなことができるようになるんじゃないかと思います。
 それから、京奈和につきましてはもうひとつ重要な点があると思います。これは、関西の外環であります。関西を復権させなければ、もちろん和歌山県もそうでありますが、京都や奈良も、あるいは大阪もなかなか力が出ない。そのためには、全体として復権させるしかないと思います。関東圏に比べると関西は、みんなブツブツと切れているような気がします。そういう意味で、この京奈和自動車道が外側にきちんと繋がれば、関西の中でいろんなビジネスをネットワークを組んでやっていくこともできるだろうし、それから、ビジネスに疲れた気持ちをいろんなところへ行って発散させることで関西地域の価値が上がってくるというふうに思う次第であります。
 東京の一極集中と言われますけれども、やっぱりその良さは、全体として統合されたシステムとなっているということであろうかと思います。そういう意味で関西の外環たるこの京奈和自動車道をぜひよろしくお願いしたいと思いまして、たぶん今日お集まりの方々の共通の思いだと存じております。その思いを届かせるようにぜひこれから皆さんと頑張っていきたいと思いますし、先生方にもぜひ応援していただきたいと思います。それからお役所や高速道路株式会社の方々にもこの思いをぜひお聞きいただきたいと思っております。本日はどうもありがとうございました。

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