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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

第50回記念和歌山県身体障害者福祉大会

平成19年9月2日 粉河ふるさとセンター/紀の川市

 こんにちは。和歌山県身体障害者連盟が50周年記念の式典を迎えられるにあたり、ご挨拶申し上げます。その前に、長い間ご苦労された方々に心から敬意を表します。この長い間、いろいろなことがあったと思います。我々もそれを重く受け止め、これからの思いを新たにしていきます。祝辞を読みます。

 第50回記念和歌山県身体障害者福祉大会の開催、おめでとうございます。
 昭和28年に第1回大会が開催されました当時は、国においても身体障害者福祉法が施行されてから3年と、まさに障害福祉の曙と言ってもよい時期で、福祉施策も今のように整備されておらず、また障害者に対する差別などもまだまだそこかしこに見受けられるような、たいへんな時代であったとお伺いしております。
 そのような時代の中で、自主独立と連帯の志をもって、障害種別に関わらず、身体障害者の皆さんが一致団結して身体障害者連盟を設立し、障害者の福祉と人権を守るために取り組んでこられた今までの道のりは、決して穏やかなものではなかったに違いありません。その厳しい道のりを歩んでこられた故金成甚五郎(かなり じんごろう)初代会長や連盟発展の中興の祖と言われた故木村龍平(きむら りゅうへい)会長を始め、先達や皆さんのご苦労を思うとき、胸にせまるものがあります。
 今では、障害のある方々が集い、互いに励ましあいながら、活動の拠点となっている和歌山県身体障害者総合福祉会館の建設にあたっては、会員の固い結束のもと、昭和51年当時で一千万円を超える募金を集められたとお聞きしております。会館建設には県を始め民間助成金もあったということですが、この一千万円の募金の重みはそれらに比べることができないほど重く、またその皆さんの熱意とご苦労がまさに総合福祉会館という形になり、今の、また次の世代の障害のある方々に社会参加への勇気を与え続けることと信じてやみません。
 また、ある時は、障害者に対する差別につながるということで、選挙の際のダルマに最初から両方の目を入れるよう運動を展開されたものの、その運動の趣旨がなかなか理解されずにご苦労されてきたとも伺っております。しかし、そのような大変なご苦労の一つ一つが、障害に対する一般県民の理解を深めていくことに大きな成果を果たしてきたことは、今までの取組の歴史とその後の社会の状況を見ますと明らかです。
 このような50年の皆さんの団結と歩みが、まさに「完全参加と平等」の理念を推進する大きな力となってきたものとここに深く敬意を表します。
 また、本日、会長表彰を受けられる皆さんは、永年にわたり、団体の役員、地域での活動家としてご活躍され、またそれを支えてこられてきたその功績が認められたものです。本当におめでとうございます。
 私ども県といたしましても、今年3月に策定しました和歌山県障害福祉計画に基づき、障害があってもなくても、誰もが地域で安心して暮らすことができ、また生きがいをもって自分らしく生活していくことのできる共生社会づくりを推進してまいりたいと思います。また、今後とも、障害のある方々の地域での生活を支援するための障害福祉の充実に向け取り組んでいきたいと考えております。
 今後とも皆さん方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 この50回記念大会を機に、和歌山県身体障害者連盟がさらに大きく発展し、今日ご参集の皆さん方が健康でますますご活躍いただきますことをお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。

 連盟歌にありますように、身体障害者連盟が、はれやか、さわやかで、なごやかな活動が続けられるよう、県としても努めてまいりたいと思います。ありがとうございました。

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