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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

関西を元気にする地域活性化推進フォーラム

2007年5月21日 関経連/大阪市

仁坂知事発言

 本フォーラムで発言の機会を得ましたことを、まず感謝申し上げます。
 私からは和歌山県代表の立場としてだけではなく、関西全体を「元気」にするための方策について発言したいと考えています。
 私は、関西圏が東京圏と相対峙するためには、スケールが大きくなければいけないと思います。関西全体を見ながら、例えば、住宅や工場などを最適に配分していくのは、関西自らが進めていく、関西の人たちが遊びに行くときには自由に行き来できるようなネットワークづくりに努める必要があります。
(道路整備)
 大阪府、兵庫県の両知事からもお話のありましたように、道路ネットワークの整備は必要不可欠であります。特に、和歌山県の南部には高速道路が整備されていない地域もあります。「近畿自動車道紀勢線」の他に、「京奈和自動車道」の大環状、大阪府との府県間道路などの整備を全て着々と進めながら大関西圏を形成し、みんなで勝負していき、仕事も遊びもみんなが一体となって進めていくことが大切だと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
(関西国際空港)
 世界のハブ空港として羽ばたける能力のある空港は、国内では「関西国際空港」が筆頭であると思っています。和歌山県にも南紀白浜空港という重要な空港もありますが、こちらは和歌山県が独自に取り組んでいくこととして、関西全体としては関西国際空港に力を入れていく。そのためには、先の太田大阪府知事の発言にもありましたように、やはり基盤整備について支援をお願いしたい。
(和歌山大学観光学部)
 次に、和歌山県の悲願について申し上げます。和歌山大学の観光学部設置についてであります。和歌山県は関西の「癒し」の地であります。古来、京都の朝廷も大阪の商人も和歌山の「癒し」を求めて来られたような、観光の中心であったと自負しております。そうした和歌山県において、「観光」について「文化交流」も含めて勉強していくための学部設置であります。
(国民体育大会の和歌山県開催)
 お礼を兼ねてお願いでございますが、国民体育大会の開催が平成27年の第70回が当番となっております。関西全体にご協力を求めながら進めてまいりたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
(税源の問題、医師確保)
 最後に、国全体の制度の問題でございます。
 地方分権は進みながらも、中々軋み(きしみ)もあると思います。地方分権には地方責任が伴いますが、地方責任を果たすためには、それなりの税収の確保が必要です。税源は移譲されました。しかし、税収は必ずしも上がるとは言えません。それは構造的に上がらないのです。和歌山県の過疎地域に暮らす人たちにとりましても、ナショナルミニマムの保持は大変重要ですし、日本人としての尊厳を果たせなくなるような行政、地方自治、国の直接的な政策であっても、これは許されることではないと思っています。どこに暮らしていてもナショナルミニマムを保持できるような最低限の税収は、どういう所であっても確保できるような配分が必要だと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 中川政調会長のご挨拶にもありました「医師の偏在問題」ですが、医師の偏在は山奥だけではありません。和歌山県では地域の拠点病院が崩壊寸前であります。和歌山県では全国でも一番医師の養成が少ない、県として養成ができない県であります。この問題の解決のために必死になって努力をしていますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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