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寄稿・提言・訓辞・挨拶集

新聞・雑誌等への投稿や、各種行事での講演・挨拶、政府への政策提言等を通じて、知事の考え方や政策を紹介します。

近畿医師会連合定時委員総会

平成19年5月20日 ホテルグランヴィア和歌山/和歌山市

 皆さん、こんにちは。特に和歌山県の外から今日お忙しいところお集まりいただきました皆様方に対しまして、日本医師会の唐澤会長、各医師会の幹部の方々、私は今日は来賓でございますけれども、和歌山県を預かる者として歓迎の辞を申し述べたいと思っております。また、本県大会を成功に導かれました柏井先生をはじめ、和歌山県の医師会の方々にも深く敬意を表したいと思っております。
 先ほどからお話がございましたように、医師会をめぐる、あるいは医療をめぐる様々な問題というのは日本社会の縮図みたいな様相を呈していると思っております。医療費の高騰の問題でありますとか、あるいは心の病、高齢者の問題、生活習慣病、それから崩壊寸前の地域医療、医師の方々のオーバーワークの問題、様々な問題が医療の世界に押し寄せてきて、実は安心・安全を守るための最も中核的な事柄は医療だと思っておるのでございますけれども、皆様の双肩にも大変重いものがかかっているんだろうと思っております。
 そういう意味で、今日の朝から皆様が聴診器と注射器をペンとマイクに持ち替えて、ちょっと例えが古いですけれども、そういう皆さんがお集まりになって、これをどうしていこうかというようなことをご検討いただいたことは、大変意義深いものだと思っております。
 県の行政の中でこの医療問題をどういうふうにしてもっていくかということが、大変重要でかつ重い、かつ難しい問題なのでございますが、私も引き続き頑張って取り組んでいこうと思っております。皆様方のご叱責、あるいはご鞭撻、ご指導を賜りながらこれを行ってまいりたいと思っております。
 また他県からいらっしゃいました皆様方に申し上げますけれども、和歌山県は特に近畿圏にお住まいの方々にとって古来、癒しの地でありました。高野・熊野を中心とする世界遺産に指定されましてから少しまた注目を集め始めておりますけれども、心がちょっと疲れた、あるいは体が疲れた、そういうときに例えば京都から、あるいは兵庫から、滋賀から、大阪から、奈良から、皆さん和歌山の、特に熊野のあたりにお出かけになって、森林の中で心身を癒され、海をご覧になって心を癒され、それから温泉にお入りになって傷ついた体を癒される、ということをずっと繰り返して来たところであります。
 癒しを本業とされている皆様方もまた、お疲れのところもあるかもしれません。そういうときにはぜひ自らも、それから患者さんの方々にも和歌山で癒されようじゃないかということをお勧めいただき、和歌山にまたお越しくださいますようにお願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。
 本日はどうもありがとうございました。

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