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議会説明要旨

県議会での知事説明要旨を紹介します。

平成27年6月定例会

平成27年6月10日

 平成27年6月定例会に御参集いただきまして、厚くお礼申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、県政の最近の動きについて御説明申し上げます。

紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会

 まずはじめに、目前に迫ってまいりました「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」についてでございます。開閉会式の観覧者の募集も既に始まっております。
 また、特別出演者として、県ゆかりの豪華なメンバーが決定したところでありまして、和歌山の魅力を発信しながら、県民の皆さんと一緒になって開閉会式を盛り上げてまいります。さらに、先般、京奈和自動車道の紀の川ICから岩出IC、第2阪和国道の大谷ランプから平井ランプの2区間が、国体までに開通の見通しとなり、交通アクセスの整備も急ピッチで進んでおります。
 今後とも、県民総参加で盛り上げ、国体での男女総合優勝の栄冠を目指すとともに、来県された皆さんを心のこもったおもてなしで迎え、ぬくもりと感動あふれる両大会となるよう万全を期してまいります。

観光の振興

 次に、観光の振興についてでございます。昨年の外国人宿泊者数は30万人を突破し、過去最高を大幅に塗り替えました。これは円安の進行もありますが、効果的なプロモーションを重ねた成果も大きいと考えております。
 そうした中、今年は高野山が開創1200年の歴史的な瞬間を迎え、多くの参拝者や観光客で賑わっています。記念法会締めくくりの荘厳な「結(けち)願(がん)法会(ほうえ)」には、秋篠宮同妃両殿下の御臨席を賜りました。併せて、両殿下には、弘法大師ゆかりの寺社なども御視察いただき、各地で温かいお言葉を頂戴し、改めて世界遺産の保全と活用に決意を新たにしたところであります。
 今後とも、「紀の国わかやま国体・大会」や「エルトゥールル号の映画公開」、来年の大河ドラマ「真田丸」と全国から注目される絶好の機会に、集客の流れを切れ目なくつなぎ、戦略的なプロモーションを展開するとともに、引き続き「おもてなし」の向上に取り組み、「持続可能な観光地づくり」を目指してまいります。

地方創生

 次に、地方創生についてでございます。人口減少の克服と持続可能な地域づくりを目指し、「安定した雇用を創出する」、「時代に合った地域をつくる」など5つを柱とした「和歌山県まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定いたしました。地域づくりの知恵が詰まったこの戦略を武器に、和歌山の魅力を最大限に引き出し、全国の先駆けとなるような取組を推進してまいりたいと考えています。
 そうした中、先月、地方創生を政権の最重要課題として掲げる安倍総理に本県を御訪問いただきました。高野山や熊野古道における独自の外国人誘客対策や紀伊半島大水害の復旧状況、木の国の林業、和歌山発の成長企業などを御視察いただき、本県の魅力や創造的な施策、元気な方々をPRできたと考えております。
 また、総理からは高野の地で「観光立国アクションプログラム」の策定を宣言いただき、地方創生元年の本県にとって、追い風になるものと期待しております。

都市の再生と魅力ある地域づくり

 次に、都市の再生と魅力ある地域づくりでございます。
 街の賑わいを取り戻し、都市の再生を図るためには、空洞化した市街地の再開発が必要であり、コンパクトシティの実現に向け、関係市と連携してまいります。
 また、「みなべ・田辺の梅システム」の世界農業遺産認定に向け、国連食糧農業機関による現地調査が終了しました。自然と共生しながら高品質な梅を生産する伝統農法をアピールできたと考えており、今年中の認定を目指し、国内外への周知活動を続けてまいります。さらに、今月から「若年移住者暮らし奨励金」を柱としたメニューを追加し、一層充実した「わかやま移住定住大作戦」を展開するなど、魅力ある地域づくりに引き続き努めてまいります。

防災・減災対策の推進

 次に、防災・減災対策の推進についてでございます。まず、大規模自然災害対策につきましては、「津波から『逃げ切る!』支援対策プログラム」に基づき、全国トップレベルの対策に取り組んでいるところであります。 今般、情報伝達を強化するため、気象庁以外では、全国初となる津波予報業務を開始するとともに、津波時に支障をきたす放置艇対策も精力的に進めるなど、ソフト・ハードの両面から総合的に取り組み、地震・津波による犠牲者ゼロを目指してまいります。
 また、風水害対策につきましては、中小河川等の総合的な洪水対策や切目川ダムの竣工に加え、土砂災害の発生メカニズムの解明や啓発の拠点となる「土砂災害啓発センター」の建設を進めるなど、災害に強い県土の強靱化を推進しております。

国際交流の推進

 次に、国際交流の推進についてでございますが、4月に県議会や関係の皆様とともに、メキシコ、米国のシアトル、カナダのバンクーバーの県人会創立周年記念式典に出席し、今日の繁栄を築いてこられた県人会の皆様を激励してまいりました。
 また、日系社会最大の催しシアトル桜祭りに参加し、本県の観光・物産の魅力をPRいたしました。加えて、「日本人としての誇りを持って、幾多の苦難を乗り越え、信頼を得てきた日系人の足跡が、日本に対する声価を高めてきた」と讃えるなど、県人会の皆様との心の交流、真の友好関係が築けたものと考えております。

補正予算・条例案件等

 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 はじめに、補正予算につきましては、議案第96号において、3月に発生した土砂災害に対する緊急対策工事の経費など2千8百万円余を計上するとともに、指定管理者制度を導入している公の施設について、平成28年度以降の指定管理者を公募するため、その管理経費等について債務負担行為の設定をお願いしております。
 続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 議案第98号は、地方税法の一部改正に伴い、県税条例の一部を改正するものであり、議案第101号は、和歌山県安全・安心まちづくり条例について、県民の役割に、地域社会の安全に係る情報提供等の規定を追加するものであります。
 議案第103号は、植物公園緑花センターの入場料を廃止するものであり、議案第104号は、建築物等の外観の維持保全及び景観支障状態の制限に関する条例について、既存不適格建築物に係る損失補償制度の廃止等を行うものです。また、議案第106号は、工業技術センターの機器更新に伴い、手数料の額の改定を行うものであります。
 次に、議案第107号は建設事業施行に伴う市町村負担金について、議案第108号は関西広域連合規約の一部変更について、議案第109号及び第110号は県営住宅の明け渡し等に係る訴訟の提起について、議案第111号は旅券事務の手続過誤に係る調停の成立について、議案第112号は財産の取得について、議案第113号は加太港緑地の指定管理期間の変更について、議案第114号から第116号は工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものであります。
 次に、諸報第14号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告であり、諸報第15号から第17号は、平成26年度予算の繰越使用報告及び事故繰越使用報告です。
 このほか、法人の経営状況を説明する書類を別途提出しております。

 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。

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