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議会説明要旨

県議会での知事説明要旨を紹介します。

平成26年9月定例会

平成26年9月9日

 平成26年9月定例会に御参集いただき、厚く御礼申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、県政の最近の動きについて御説明申し上げます。

はじめに

 我が国の景気は、緩やかな回復基調が続いておりますが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動の長期化等に留意する必要があります。また、景気回復の実感を全国に広めていくための新しい成長戦略が決定され、その中核として、先週の内閣改造に伴い、政府に「まち・ひと・しごと創生本部」が新設されるなど、地方の創生や人口減少の克服に向けた国の取組が本格化しております。
 これまで、急激な少子高齢化の進展や過疎化の進行等、県を取り巻く諸課題の解決に注力しながら、和歌山の発展に努めてきたところですが、今後とも、さらに地域の経済成長を図り、県民誰もが将来に希望を持って暮らすことができる社会づくりを目指し、総合的かつ重点的に施策を展開してまいりたいと考えております。

大規模自然災害への備え

 次に、大規模自然災害への備えについてでございますが、現在、国土強靱化基本法に基づく県の地域計画策定に取り組んでおり、先般、和歌山市との共同本部を設置したところでありますが、今後とも、「命の道」である高速道路の整備等、災害に備えた県土の強靱化の達成に努める所存であります。

観光の振興

 次に、観光の振興についてでございます。
 本年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録10周年となり、三重・奈良の両県とともに、東京での記念フォーラムを皮切りに、各地で「保全と活用」をテーマに記念事業を実施するなど、世界遺産の価値とその魅力、本県の観光資源を強力に発信しております。特に今月から、「和歌山デスティネーションキャンペーン」が展開され、より多くの観光客をお迎えするチャンスがまいっております。来年の「高野山開創1200年」、「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」、再来年のNHK大河ドラマ「真田丸」につないで誘客を図るとともに、引き続き、心のこもった「おもてなし」ができるよう、県民の皆様とともに取り組んでまいります。

魅力ある地域づくり

 本県が持つ豊かな地域資源をいかした取組につきましては、「南紀熊野」地域が、先月、日本ジオパークに認定されることが決定いたしました。これからも同地域をアピールするとともに、世界ジオパークとして認定されるように、県を挙げてさらに取組を強化してまいります。また、礫質の斜面を活用し、自然と共生しながら高品質な梅を持続的に生産する「みなべ・田辺の梅システム」の世界農業遺産認定に向けた活動も本格化しております。
 このほか、本県が生んだ世界的博物学者「南方熊楠」の顕彰につきましても、記念館の開館50年を来年に控え、全国への周知や記念館の再整備に向けた幅広い寄附の呼びかけなど取組を強化いたします。
 今後とも、地域や市町村と一緒になって、景観やまちなみのレベルアップから、文化財の保護、都市の再生や計画的なまちづくりに至るまで様々な課題の解決に努めるとともに、紀伊半島の振興に向けて、今年度末に期限を迎える半島振興法の延長及び施策等の充実にも一層取り組んでまいります。

産業の振興

 次に、県内産業の振興につきましては、まず、農業分野における新たな取組として、担い手農家への農地集積を進めるため、県と地域が一体となった和歌山版の農地流動化対策を開始しております。また、企業との連携により、梅や桃など農水産物等の販売を促進しているところであり、今後とも、販路の開拓等に努めてまいります。
 なお、紀北地域でキウイフルーツや梅を脅かす病害の感染が、先般確認されておりますが、既に感染部位の切除等を行い、感染の拡大防止に努めているところであり、対策の強化に向けた関係予算を今議会にお願いしております。

紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会

 次に、いよいよ一年後の開催となりました「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」についてでございますが、現在開催されている国体の競技別リハーサル大会において、本県の強化選手が優秀な成績を収めております。今秋の長崎国体・大会、さらには来年本県で開催する両大会においても、本県選手団が大いに活躍できるよう、選手の強化・育成に努めてまいります。また、両大会を円滑に運営するための実施本部を設置し、体制を充実強化いたしております。長崎国体・大会にむけた本県選手団の結団壮行式につきましても、開催一年前に相応しい気運醸成を図れるものとして挙行してまいる所存でございます。
 なお、来年の国体に先駆けて、全国高等学校総合体育大会を本県を中心に開催いたします。特に、ヨット競技については、拠点となるセーリングセンターを整備し、機能を強化することによって、和歌浦湾における常時開催を働きかけているところです。

補正予算・条例案件等

 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 はじめに、議案第132号において、一般会計で総額8億3千9百万円余の補正予算を計上しております。主なものとして、地域医療対策では、高額な治療費を伴う先進医療の治療を受けることができないがん患者への支援や、小規模医療施設におけるスプリンクラー設置を支援する経費を計上しております。また、災害対策として、台風11号等による崖崩れへの緊急対策や、災害発生時の県民への確実な情報伝達の手段確保に係る経費を計上しております。
 次に、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 議案第133号は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、幼保連携型認定こども園の基準の追加等を行うものです。また、議案第138号は、薬事法の一部改正に伴い、再生医療等製品の販売業の許可申請に係る審査手数料の設定等を行うものです。
 次に、議案第139号は建設事業の施行に伴う市町村負担金について、議案第140号は訴訟の提起について、議案第141号は職員の公務中における交通事故に伴う損害賠償額について、議案第142号は財産の取得について、議案第143号は権利の放棄について、議案第144号から第146号は工事請負契約等の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。議案第147号及び第148号は、平成25年度の歳入歳出決算及び公営企業決算について認定を求めるものです。
 次に、諸報第19号及び第20号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告です。このほか、法人の経営状況報告書や、公立大学法人和歌山県立医科大学の業務実績に関する評価結果報告書等を別途提出しております。
 最後に、諮問第1号は、退職手当の支給制限処分を不服とする審査請求に対し裁決を行うため、地方自治法第206条第4項の規定に基づき議会に諮問し、意見を求めるものです。

 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。

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